「展示会の歩き方」完全ガイド。初めてでも成果を出すための準備とコツ
2025.10.28
製造、物流、IT、AI──。
毎月のように開催される業界の展示会は、最新トレンドをつかみ、人とつながり、ビジネスを動かす絶好のチャンスです。
けれども、実際に足を運んでみると「どこから見ればいいのか」「誰に話しかければいいのか」と戸惑うことも多いもの。
展示会は“歩き方”次第で成果が大きく変わります。
事前準備、当日の回り方、そしてフォローの仕方まで、少しの工夫で出会いや学びの質がまったく違ってくるのです。
この記事では、初めてでも迷わず動ける展示会の歩き方を解説するとともに、現場視点のDXに取り組むリベロエンジニアがどのように展示会を活用しているのか紹介します。
\10月29日~31日、名古屋で出展中!/
はじめに:展示会は“歩き方”で成果が変わる
「展示会に行っても何をすればいいかわからない」「名刺を配るだけで終わってしまう」「たくさんの資料をもらうだけで、なんの収穫もなかった」──そんな経験はありませんか?
展示会は単なる情報収集の場ではなく、自社の立ち位置を知り、新しい出会いを生む場でもあります。この記事では、展示会を最大限に活用するための「準備・当日の歩き方・アフターフォロー」を具体的に解説していきます。
なぜ展示会に行くのか?──目的を決めるのが第一歩

展示会で成果を出すためには、まず「何を得たいのか」を明確にしておくことが重要です。目的が曖昧だと、どれだけ時間を使っても“印象だけが残るイベント参加”になってしまいます。
主な目的の例
・新規顧客との出会い:リード獲得・商談のきっかけづくり
・パートナー探し:共同開発・技術提携・協業相手の探索
・市場動向の把握:業界トレンドや競合の展示内容を比較・分析
・情報収集・学び:新技術・サービスを見て自社改善のヒントを得る
ポイントは、「今日は3社とじっくり話す」「次の企画ネタを2つ見つける」など、数値目標を設定しておくといいでしょう。
展示会前は、準備が9割を決める
展示会は“行く前”が勝負です。会場には多くの企業が集まります。そのリサーチ等を怠ると、広い会場をただただ移動して疲れて終わった…ということになりかねません。
事前準備リスト
・出展社・講演リストを事前チェック
・回りたいブースを地図上でルート化
・話したい相手・企業を3~5社ピックアップしておく
・名刺、メモ帳、筆記具、モバイルバッテリーの用意
・歩きやすい服装や靴を考えておく
コツは、「広く浅く」よりも「狭く深く」。興味のあるテーマを数ジャンルに絞るのがいいでしょう。
実りのある展示会当日の“歩き方”

業界にもよりますが、展示会に入ると多くの企業からのチラシ配りや名刺交換などのアプローチが殺到します。なんとなく受け身になっていては、目的が達成できません。
最初は目的の優先度が高いブースから回る
あらかじめピックアップしておいた企業に真っ先に向かいましょう。もし途中、興味があるブースをその場で見つけたら、後ほど回るというチェックをしておきましょう。
もしもチームで回る場合は、回るブースを分担するとより効率的です。
興味のないブースはしっかり断ってもOK
前述したように、興味のないブースからのアプローチはしっかり断ることも目的達成のためには重要です。ノベルティを渡してくれるブースも多く、そこから誘導され、話を聞いてしまうと、余計に時間を取られることがあるからです。
商談した情報はしっかり記録しておく
広い展示場なので、いきなり回りすぎると情報過多になり、どのブースでどんな会話をしたのかがどんどん忘れてしまいます。そこで、「会話内容」や「相手の印象」をその場でメモしておくと、社内共有にも役立ちます。特に、展示会は多くの資料で手がふさがるので、手軽にスマホのメモアプリや写真などで記録しておくのが楽でしょう。
時間配分はしっかり管理する
時間を意識しないで回ると、予定の時間を超えたりしてしまうもの。各ブースの滞在時間などを意識しておくのが大切です。また、会場には飲食スペースなども設けられていることもあるので、もしお昼を挟む場合はランチ時間の確保などもしておきたいですね。
現場でおもしろいと感じたことはSNSで発信する
SNSなどで「#展示会レポ」などのハッシュタグで発信すると、他社・関係者とつながるチャンスも広がります。もしSNSをやっていたら、空き時間にやってみるのもおすすめです。
展示会が終わった後にやっておきたいこと

展示会後、手元にあるのは大量の資料と名刺。すぐに整理をしておかないと、重要な資料がどれなのかがわからなくなります。また、せっかく名刺交換をした企業にはしっかりフォローをしておきたいもの。下記の3つのことをするとより実りのある時間になるでしょう。
・名刺を整理し、優先度ごとに分ける
・興味を持った企業へお礼の連絡をする
・学びや気づきを記録し、社内で共有する
タイミングは3日以内!記憶が鮮明なうちに行動すると、商談化・情報連携の確率が高まります。
展示会は“発見の場”。現場でしか得られない価値がある

展示会は、ネットなどでは得られない“生の声”や“空気感”を感じられる場です。他社の展示を見れば、自社の課題や強みも再発見できます。また、直接ブースで担当者と話すことで今まででは新たな気づきやアイデアも生まれるはずです。
リベロエンジニアもスマートグラス倉庫DX「Libero Sight」で出展します

リベロエンジニアは、株式会社リベロエンジニアは、2025年10月29日(水)から31日(金)までポートメッセなごやで開催される「第5回 [名古屋] スマート物流 EXPO」に出展いたします。
本展示会では、この度発表した倉庫業務向けスマートグラスソリューション「Libero Sight(リベロサイト)」を展示します。
\リベロエンジニアが開発した倉庫DXソリューション!/
「Libero Sight」は、深刻な人手不足や教育コストの増大といった物流業界の課題を解決するため、現場の声を反映して開発されたソリューションです。
従来の紙やタブレットを使った作業から脱却し、スマートグラスを活用することで「手ぶら」での作業を実現。商品の検品から棚へのナビゲーションまでを直感的に行えるため、新人の即戦力化やベテランの負担軽減に貢献します。
ブースでは、実際に「Libero Sight」を体験できるデモンストレーションを実施いたします。また、専門知識を持つエンジニアや中小企業診断士が、お客様の業務課題に合わせた最適なDX推進プランをご提案します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催概要
展示会名: 第5回 [名古屋] スマート物流 EXPO -物流DX/ロボット/カーボンニュートラル展-
会期: 2025年10月29日(水)〜31日(金) 10:00〜17:00
会場: ポートメッセなごや
ブース番号:【N25-45】
出展製品: 産業用スマートグラスソリューション「Libero Sight」
公式サイト: https://www.smart-logistic.jp/nagoya/ja-jp.html
スマート物流EXPOにご来場される来場される際は、事前登録が必要になります。
下記のフォームにて登録の上、お越しくださいませ。
【来場者バッジ登録フォーム】
https://nepconjapan.jp/nagoya/ja-jp/register.html?code=1468234143290330-4UE
※こちらのURLはリベロエンジニア固有のものです