森本 晃弘さん
2016年 金子CEOの経営相談パートナー。CRO(最高リスク責任者)兼任。
連結会計コンサル、プロジェクトマネージャーを経て、新規事業コンサル及び中小企業診断士として多くの企業と関わってきた。0から1を生み出す新規事業検討、事情計画策定を得意とする。
コンサル部門を立ち上げた経緯
2023年5月、リベロエンジニアにコンサル部門が立ち上がった。その代表はかねてより外部顧問として金子社長の相談を受け、CROとしてもリベロエンジニアと関わってきた森本 晃弘さんである。
ー 元々リベロエンジニアと関わってきた森本さんですが、今回コンサル部門を立ち上げた経緯についてお聞かせください。
一言で言ってしまえば柵(しがらみ)のないビジネスの提案を行っていきたかったからです。
リベロエンジニアであればその強みを生かして実現できると思いました。
ー 柵(しがらみ)のないビジネス…具体的にどのような??
例えば企業の中で新規事業を立ち上げようとすると、既存事業との兼ね合いのバランスが難しくなります。既存事業に悪影響がないように…それに加えて、既存事業に良い影響をもたらすことを強く求められることが多いんです。かと言って、悪影響が出ないという理由で既存事業と全く違う新規事業を行おうとしても、良い影響がないならと、それもまた承認が下りない場合がほとんどです。
それに新規事業が軌道に乗るまでは時間がかかりますよね。少なくとも数年はかかる。でも利益が出ていないとエース部門からなに遊んでるの?って理解を得られなかったり、大企業であれば意思決定にも時間がかかりますし、中小企業であればそもそもの資金の調達に時間がかかってしまい、本来進めたい計画がなかなか進まない、というようなことが例として挙げられますね。
私は「ビジネスをもっと自由に。」をキャッチフレーズとして、その多くの柵(しがらみ)をなくして、自由な提案の出来る組織を立ち上げる、という強い想いでスタートしました。
ー それがリベロエンジニアであれば出来るということですね!
そうですね、リベロエンジニアでコンサル部門を立ち上げることの強みがあります。
リベロエンジニアはエンジニアが多数所属するシステム開発会社なので、自前でものを作ることが出来る。それは大きな強みのひとつです。費用面やスピードの面で他とは差別化が出来ますよね。
そしてもうひとつはリベロエンジニアの安定感ですね。
事業が一本だけではないということは極端に利益に走らずに済むという面があります。
コンサル会社であるとどうしてもクライアントの要望に従わなければならないことが多いです。これはクライアントの言うことを聞かない方がいいということではなくて。その要望が改革や事業設立に対して完全に正しい場合がすべてじゃないからです。けれど、利益重視にならざるを得ないという環境になってしまうと、右向け右、と受動的になってしまう。
それをリベロエンジニアのコンサル部門では避けることが出来ると考えています。
森本さんから見たリベロエンジニアの面白さ
ー 強み、と仰っていましたが、では森本さんの思うリベロエンジニアの面白さは何でしょうか?
面白さ…そうですね、会社というより、もう、社長が変わってますよね(笑)TikTokを始められたのを目にしたときは一体何を始めたんだ!?と本当にびっくりしましたね(笑)
会社としては社員が各々自由にしていて、会社ではあるんですが、「リベロエンジニア」というプラットフォームのように感じています。
あとは中小企業にしては売り上げ面などにおいてとても安定していると思います。
リベロエンジニアのコンサルだからこそできること
立ち上げた経緯や強みに関わってくるのですが、まさに柵(しがらみ)なくご提案が出来るということだと思います。
柵(しがらみ)がなければ、ただただ受動的にお客様のご意見を全部受け入れるのではなく、本当の意味でその企業にとっての改革を起こしていけるご提案やご支援すすることが可能になります。
言ってしまえば、お客様に反論していく、反論してでもよりよい提案をしていく、ということを重視していくことが出来る。
コンサルとして奇譚なく提案を行っていますし、人月でのカウントを行う形をとっていないので、とても驚かれます。正直に言ってしまうと、その時点で話が進まずに契約に繋がらないことも少なくはありません。
それでも何より大切にしていきたい「ビジネスをもっと自由に。」という目的や既存の形をより良く、より効率的に変えていきたいという想いがあるので、そこは愚直にやっていきたいと決めています。
ー それはコンサル側として働く場合にとても魅力的に聴こえますね
そうですね、特に既存のコンサル会社などでそういった柵(しがらみ)に違和感を感じている方にとっては理想的だと思います。
今はまだ私一人ですが、今後はコンサル部門も採用に力を入れていきたいと考えています。
お客様にとってもコンサルとして働く側にとっても「ビジネスをもっと自由に。」というのはメリットが大きいと思いますし、必要なことだと感じるので、積極的にこの業界を変えていきたいですね。
息抜きが仕事?休日の過ごし方
ー 新規事業コンサル、そして中小企業診断士として多くの企業の悩みと向き合い日々忙しくされている森本さんですが、休日の過ごし方や息抜きの方法はなんでしょうか?
休日は…映画を観たり…ゲームをしたり…
と言ってはみましたが、実は休日らしい休日って、ないんですよね(笑)
一応土日の午後はなるべく仕事を入れない、みたいにしてはいるんですが。
ー えー!疲れませんか?フルリモートでご自宅でお仕事されていると聞きましたが、メリハリをつけたりは…?
えー…そうですね、フルリモートになってからもう3年くらい経ちますが…元々仕事が趣味みたいなものなので、メリハリをつける必要がないんですよね。なので大体ずっと仕事してます。頭を使うことが大半なので体的に疲れることは少ないですし。
仕事しながらの息抜きということであれば、珈琲をよく飲みますね。
マキネッタという直火でエスプレッソ(モカ)を淹れることのできるものがあるんですが、それで飲むのが好きですね!
今後コンサル部門の目指すところ
ー 仕事が趣味と楽しそうに言い切った森本さんとともに歩みを進めていくリベロエンジニアのコンサル事業。今後のステップについて聞かせてください。
言葉にしてしまうと凄く当たり前のことにはなってしまうんですが、やはり丁寧にひとつずつ、悩みを抱えたお客様にご提案をしていく、ということですかね。
そして先程少し触れたように、採用についても進めていきたいです。
そのためにもしっかりと売上を作っていくと共に働きやすい環境づくりに力を入れていきたいです。