小中学生がなりたい職業ランキングとしても度々上位にランクインするYouTuber。
YouTuberは一般人でもバズらせることができれば、収益化して会社員以上の収入を稼ぐことも十分可能です。
まさにYouTuberドリームといえるでしょう。
YouTuberドリームを達成するために、自粛期間中にYouTuberデビューした人も少なくありません。
しかし、現在は有名YouTuberが収益が激減していると動画内で語っており、「YouTuberはオワコン化しているのではないか」と噂されています。
果たして本当なのでしょうか。
そこで本記事では、YouTuberがオワコン化しているのか、気になる噂の真相について深掘りしていきます!
収益が激減していると語っている3人の有名YouTuber

実際に収益が激減していると語った動画を投稿している有名YouTuberは以下の3名です。
- シバター
- ぷろたん
- マスオ
1人ずつ紹介します。
シバター
1人目はPROWRESTLING SHIBATAR ZZチャンネルを運営してるシバターさんです。
シバターさんは「元祖炎上系YouTuber」として、これまで過激な動画を数多く投稿してきました。
カリスマYouTuberであるヒカルさんや仮面YouTuberのラファエルさんと「炎上軍」と呼ばれるグループを結成したり、総合格闘家として地上波でも放送されるほど人気の大会「RIZIN」へ出場したりするなどの経験もあります。
そんな多方面で活躍しているシバターさんですが、2023年1月6日に公開した「2022年の収益、前年に比べ激減でした(ヒカル・ラファエルも)」という動画では、自身のYouTubeの収益が激減したことを語っています。
具体的には、2021年の収益は約25万5,000ドル(約3,400万円)だったのに対して、2022年は約14万4,000ドル(約1,960万円)だったとのことです。
ぷろたん
2人目はぷろたん日記チャンネルを運営してるぷろたんさんです。
ぷろたん日記チャンネルは登録者数200万人を超えており、大食い動画や筋トレ動画などで人気を博しています。
最近では、同じYouTuberである丸の内OLレイナさんと結婚していたことも話題となりました。
そんな有名YouTuberのぷろたんさんですが、2023年1月4日に公開した「先月の収益が1/5に減って気が狂いそうなので特大唐揚げに自家製タルタルソースぶっかけて食べる」で収益が1/5になったことを告白しています。
収益が激減した理由として広告の付け忘れと話していますが、現状の再生数がこれまでと比較して明らかに落ちていることについて「このままで大丈夫かな」と不安の声を漏らしています。
マスオ
最後の3人目はMasuoTVチャンネルを運営してるマスオさんです。
マスオさんはトップYouTuberであるHIKAKINさんの幼馴染みであり、2012年からYouTubeを始めました。
数年前までは100万回再生の動画を量産するほど人気のYouTuberであり、YouTubeの黄金時代を牽引した人物といっても過言ではありません。
そんな古参のYouTuberであるマスオさんですが、2023年2月18日に公開した「YouTube収益問題についてぶっちゃける。」では、2021年と2022年の収益を比較した結果、4割ほど減少していると語っています。
そのため、現在はサブチャンネルであるMasuoGamesに注力しているとのことです。
YouTuberがオワコン化してきているといわれる2つの理由

なぜYouTuberがオワコン化してきているのでしょうか。
主な理由として、以下の2つが考えられます。
- YouTuberが増えてきている
- 広告を掲載する企業が減少した
一つずつ解説します。
YouTuberが増えてきている
数年前までは有名になりたい一般人がYouTuberとしてデビューすることがほとんどでした。
しかし、最近では有名人や著名人なども続々とYouTubeに進出してきており、数年前と比較すると、圧倒的にYouTuberの数が増えてきています。
そのため、これまで自分の動画を視聴していたユーザーがほかのチャンネルに奪われてしまい、再生回数が取れなくなったことで収益の減少につながっているのです。
広告を掲載する企業が減少した
最近はYouTubeだけでなく、InstagramやTikTok・TwitterなどのSNSに時間を割く人が増えてきています。
株式会社ICT総研が調査した「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、InstagramやTikTok・TwitterをはじめとするさまざまなSNSでユーザーの利用時間が増加していることが判明しました。
また、格安スマートフォンの登場により、さらに多くのユーザーが手軽にスマートフォンが持てるようになったことで、日本でのSNS利用者数も右肩上がりで伸びてきています。
その結果、企業はYouTubeだけでなくSNSにも積極的に広告を掲載するようになったことでYouTuberの広告収益が減少し、オワコン化してきているのではないかといわれているのです。
YouTuberはまだオワコンではない!

すでにレッドオーシャンとなっているYouTuberですが、決してオワコンというわけではありません。
なぜなら、チャンネル登録者数が1,100万人を超えているトップYouTuberとしても有名なHIKAKINさんが2023年1月31日に投稿した「【超巨大】YouTube公式から届いた謎の箱開封&ヒカキンのYouTube収益下がってるのか検証【暴露】」で2020年と2022年の収益を比較していたのですが、なんと収益が上がっていたのです。
具体的には広告単価が上がっているとのことでした。
詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。
そのため、YouTuber全体の収益が下がっているというわけではなさそうです。
また、YouTubeでは60秒以内の縦動画である「YouTube ショート」の収益化が2023年の2月1日からスタートしているので、今後は以前よりも稼ぎやすくなるはずです。
ただし、YouTube ショートでは以下のどちらかの条件を満たさないと収益化ができないので、注意しましょう。
- チャンネル登録者数1,000人+直近12ヵ月間の有効な公開動画の総再生時間4,000時間
- チャンネル登録者数1,000人+直近90日間の有効な公開ショート動画の視聴回数1,000万回
まとめ
今回はYouTuberがオワコン化している噂の真相について深掘りしました。
YouTuberは決してオワコンではありません。
しかし、YouTuberは以前に比べると明らかに増えているので、参入するのが難しくなってきています。
そのため、これからYouTuberとして稼ぎたいのであれば、それなりの覚悟を持ちましょう。
YouTuberと同じくらい稼ぎたいのであれば、エンジニアとしてスキルを身につけるのもおすすめです!
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