エンジニアとして経験を積み始めると、頭をよぎるのは転職という選択肢。
今の職場にいても成長できないなぁ…
ずーっと同じことばかりでつまらない!
会社の将来が不安
今の職場に対する不満を解消すべく転職するその前に、一度考えるといいものがキャリアパスです。自分自身どんなキャリアを歩みたいか、転職を考える際に一度考えておくと満足できるエンジニア人生を送れます。
ただ、どう考えればいいかわからないのも事実。わたしの本業の会社は求人やキャリアに関する会社なので比較的話題に出てきやすいですが、業界人でも話題にしないと考えないくらいです
今回はエンジニアのキャリアに焦点を当ててみましょう。
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そもそもキャリアパスとは?

キャリアがどうこうっていってるけど、キャリアパスって何?
まず前提となる”キャリアパス”について説明しましょう。
そもそもキャリアという言葉は、ラテン語で車道・轍(わだち)を意味する「carraria」から来ています。この言葉から転じて人の経歴や遍歴を意味するようになりました。
キャリアパスは、簡単に言えば「目指す経歴に至るまでの道筋」を指す言葉です。キャリアパスで描く目標はこんな感じ。
- 3年後にPdMになりたいので、PM経験を1~2年積む
- 新規プロダクト立ち上げにかかわるために、ITビジネス領域の経験を増やす
ある職務や職位にたどり着くために、まずは何をすべきかを考えることが多いです。
キャリアパスは、会社から自分で考えてほしいと言われることもあるでしょう。私の本業の会社では3年後のキャリアパスを考えたうえで、今やるべき目標を書き出しています
キャリアプランとの違い
キャリアプランって言葉もあるけど、どう違うの?
簡単に言えば、キャリアプランは未来設計図っすね
似たような言葉にキャリアプランがありますが、キャリアプランは公私含めた未来設計図です。
キャリアパスは「今の会社内でできること」をベースに考えることが多いのですが、キャリアプランは「転職や独立も視野に入れて」考えることがほとんど。「今の会社でできることがないから、転職したい」と考えるのはキャリアプランといえます。
今回は「キャリアプランに転職が入っているものの、今の職場でできることがないか?」を考えるという意味で、キャリアパスに焦点を当ててお話していきますね!
エンジニアのキャリアパス例

では、エンジニアが描くキャリアパス例をいくつか紹介しましょう。今回はSIerのような開発会社やSES勤務を想定してご説明します。
例1:エンジニアのままキャリアアップする
1つ目はエンジニアとして上を目指すパターン。開発実務で経験を積み、PLやPMなど現場の責任者を目指すキャリアパスです。よくあるキャリアパスとしては以下の通り。
- テストやコーディングなど開発実務に慣れる
- 要件定義、基本設計のような上流工程に慣れる
- 人工管理などPL・PM業務の一部を担う
- 現場次第ではプレイングマネージャーとして活躍する
これをベースに、色々なキャリアパスが設計できます
例2:エンジニア以外の職種を経験する
2つ目は、同じ社内で配置転換するパターン。「ソフトウェア開発エンジニアを経験後、ネットワーク・サーバーなどインフラエンジニアを経験する」というキャリアパスです。
ハードとソフト両方の側面を知っているエンジニアは重宝されます。ジェネラリストのような立場で、さまざまな現場で活躍できる人材になれます。
ハードエンジニアはあくまで例。技術営業やバックオフィス系など、選択肢は会社ごとにバラバラです
例3:現場のスペシャリストを目指す
3つ目は、現場のスペシャリストになるパターン。開発内容に限らず、業界や製品など得意分野を見つけて、その分野の専門家を目指します。特定分野の深い知識と経験は、自分自身の市場価値を高められるので、転職する際に有利に運ぶこともしばしばあります。
某超大手自動車メーカーの力が強い東海エリアで、自動車特化のエンジニアになれるとめちゃくちゃ強いですよ
今いる会社に転勤がないなら、働く地域の特性をみながら専門性を磨けると、転職する際の市場価値がグっと上がります。
例4:独立して外注として常駐する
4つ目は、フリーランスになるパターン。「先輩社員が独立して、今の職場に専属外注として常駐している」という事例を耳にしたことはありませんか?この方法だと会社員時代より手取りを増やしながら、今まで通りの働き方が可能です。
ただし、フリーランスは不安定さを伴います。安定感重視か自由な働き方重視か、何を大事にするか考えて慎重に判断しましょう。
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キャリアパスを考える4つのポイントと進め方

キャリアパスを考える際、理想像から考えると最終目標や譲れないポイントを決めやすくなります。今回は将来像を想像するところを起点とする方法をご紹介します。
目標・現状・目標達成の方法の3点を抑えられるやり方になるので、キャリアの棚卸にもちょうどいい!
仕事で実現したいことを考える
まず、仕事で何を実現したいか考えます。以下のような視点で考えてみましょう。
- 仕事を通して得たいこと
- 公私関係なく特に大事にしている考え方
- 心から楽しいと思えることは何か
- 自分の興味関心が向きやすい分野は何か
- 自分の得意分野は何か、それを極めたいかどうか
キャリアプランに近い内容になってもOK!まず今の会社に残る・残らない関係なく、どんなエンジニアになりたいか考えてみましょう
5年後の目標を決める
次に、リストアップした仕事で実現したいことを見ながら、5年後のありたい姿を考えてみましょう。
同じ職種で5年勤めたらどんな姿になっているか、役職者になることが実現したいことの1つなら、どの役職についているかも考えてください。
5年後にありたい姿を実現するために、3年後、2年後、そして1年後に何を実現すべきかが見えてくるはずです。
いまいちピンと来ない人は、ロールモデルになる人に聞いてもいいかも。ロールモデルがいないなら、ネット検索で必要な情報を集めるしかない!
自分自身と過去の経験を振り返る
ここまでは未来について考えてきました。次に考えることは過去と現状です。自分はどんな性格か、今まで経験してきたことを棚卸して、今持っているスキルを再確認しましょう。
このとき「今の仕事に満足しているか」という視点を盛り込んでもOK!その楽しいことを実現するキャリアパスを描くのもアリです。
ここまで考えられると、目標達成のためにどのスキルが足りていないかが見えてくるはず。
そのスキルを伸ばせる職場に異動するなど、具体的なアクションが見えてくるので、それを実行に移すだけですよ~!
条件面で譲れないポイントを考える
過去・現状・未来を考えてきたところで、最後に考えるのは労働条件です。給料・休日・勤務地など、絶対に譲れないポイントがどこか考えましょう。
家族の兼ね合いで今の場所から離れられない、とか?
そうです。あとは給料は月給●万円以下は厳しいとかですね。他によくあるのはテレワークの頻度や残業時間、休日は固定がいいかどうか、といったあたりです。
実際に叶うかどうかは別として、生活するうえで譲れないポイントを考えてみてください。
自由なキャリアパスを描きたいなら、リベロエンジニア

キャリアパスなんか考えても、会社に勤めてたら、そうそう自分の思い通りにはならないでしょ
と思われた、そこのあなた?そうとも限りませんよ!
弊社、リベロエンジニアで描けるキャリアパスは無限大です。というのも、こちらの求人一覧に掲載されているポジションが全てではありません。オープンポジションといって、働き方をゼロから設計できる求人も存在しています。
求人の段階で「この仕事をしないとダメ」と絞っていないのがオープンポジションの特徴。今までの経験・スキルだけでなく、キャリアデザインに合わせた働き方を自由自在に選べます
新しい領域へのチャレンジやエンジニア以外の職種への挑戦、副業支援まで!とことん本人のやりたいことに寄り添うのが最大の特徴。転職せずとも自由にキャリアチェンジができるので、ライフプランに沿った働き方が叶います。
リベロエンジニアって、十人十色のキャリアパスが存在してるんですよ。ここまでキャリアの描き方がバラバラな会社、求人業界にいる私でも見たことないです
そんな十人十色のキャリアパスの一例をご覧ください。
- エンジニアとして入社→開発ディレクターに転身→受託部門立ち上げ担当に(詳しくはこちら)
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- PM→リベロエンジニア外部顧問→コンサル部門立ち上げ責任者に(詳しくはこちら)
- エンジニア→起業→インフルエンサー活動もする社長(詳しくはこちら)
最後は僕じゃん
いやいや面白いじゃないっすか、このキャリアパス!
さいごに
エンジニアとしてどんなキャリアを描くかは人それぞれ。「SESやSIer勤務が正解」というわけではないですし、PMになることが正解でもありません。現場のプロになる、ほかの領域を経験してジェネラリストを目指すのもキャリアの一つ。そのキャリアが自分にとって、正解かどうか考えるために役立つのがキャリアパスです。
キャリアパスを考えてみたけれど、やっぱりこの会社にいても意味ないや
キャリアパスを考えた結果、こんな風になる方もいるでしょう。
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