エンジニアになるとデスクワークが中心となり、一日中パソコンを見ている方も多いのではないでしょうか。ロート製薬の調査(2021年)によると、国民の平日におけるデジタル機器の平均使用時間は8.8時間ほどといわれており、約80%の人が目の不調を感じているようです。
エンジニアの方も、パソコンを長時間見ていて慢性的に目の疲れを感じているかもしれません。
実は、目の疲れが長引くと眼精疲労になってしまい、肩の凝りや頭痛に繋がってしまいます。症状が重い場合は病院で治療する必要があるため、悪化する前に対処した方が良いでしょう。
そこで、本記事では目の疲れを感じたときにおすすめの解消グッズを紹介していきます。現役エンジニアが使っている解消グッズも紹介しているため、目の疲れをスッキリさせて仕事を快適にしたい方はぜひ最後までご覧ください。
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パソコンによる目の疲れ解消グッズ
ここではパソコンによる目の疲れを解消させるグッズを4点紹介します。
- ホットアイマスク
- 加湿器
- 目薬
- お灸
解消グッズを上手に活用して、日々のパフォーマンスを向上させたい方はぜひご覧ください。
ホットアイマスク
目の疲れはパソコンの画面を長い間見ることで起きる、筋肉の収縮が原因の一つといわれています。(※1)
ホットアイマスクで目の周りを温めると血流が促進され、筋肉の収縮を改善させるため目の疲れに効果的です。また目元を温めると自律神経が整うといわれており、リラックス効果も期待できます。
反対にパソコンなどを長時間見続けると「VDT症候群(※2)」と呼ばれる病気にかかる可能性があり、自律神経が乱れることもあるそうです
市販で売っているホットアイマスクには、使い捨てタイプや電池式などの繰り返し使えるタイプがあります。使用する時に袋から出したり、スイッチを押したりするだけですぐに適温になるため使いやすいのが特徴的です。
目の周りを温めると疲れが緩和されたり、自律神経の整う効果があったりするためリラックスしたい時に使用してみてはいかがしょうか
※1 参考:眼精疲労のメカニズム|興和株式会社
※2 参考:VDT症候群 | 参天製薬日本サイト
加湿器
加湿器も目の疲れを解消させるグッズです。実は長時間パソコンを見ている時、瞬きの回数が減っているといわれています。
一般的に人間は3秒に1回まばたきをしているといわれていますが、パソコンを見続けている人は瞬きの回数が4分の1まで減ってしまうのです。
その結果、目の潤いが減ってしまい「ドライアイ」を引き起こしてしまい、目が疲れやすくなったり、ゴロゴロしたりなどの症状が現れます。
気づいたらドライアイになっていて目が痛いことよくありますよね
ドライアイの症状には加湿器が効果的です。加湿器で部屋の湿度を上げると、目の潤いが蒸発しにくくなり症状を抑えられます。
加湿器はスチーム式や超音波式などありますが、湿度が40〜60%ほどに加湿できれば問題ありません。
特に冬は空気が乾燥してドライアイになりやすいため、加湿器で湿度を保つのがおすすめです
目薬
目の疲れを感じたら、目薬をさすのも有効な手段です。目薬は目を潤わせるだけでなく、症状に合わせた商品が販売されているため一人ひとりの状況に合った改善ができます。
ドライアイを解消させたいときは、涙と似た成分の「塩化ナトリウム」や「塩化カリウム」が入っている商品を選びましょう。
また、目に重みがある場合は、ビタミンB6やビタミンB12などが配合された目薬を使用すると改善する可能性があります。
商品によって特性が変わってくるため、目の疲れの原因や症状がなにかを把握して対応した目薬を選びましょう
お灸
お灸とは、体のツボに熱をあてて症状の改善や軽減をはかる東洋医学の一つです。実は目が疲れているときにお灸をするのも効果があります。
お灸でツボを刺激すると血流をよくする働きがあるため、目の周りの疲労を軽減できます。
いまでは自宅でセルフお灸ができる商品も販売されているため手軽に楽しめるでしょう
セルフでお灸をする場合に覚えておきたい目の疲れが軽減されるツボは「合谷」と「曲池」の2つです。
合谷とは、手の甲側にある手の親指と人差し指の骨が繋がっている部分です。
曲池とは、肘を曲げたときにできるシワの場所を指します。
忙しいけどお灸を試してみたい方はセルフで挑戦してみてはいかがでしょうか。
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現役エンジニアさんが愛用している目の疲れ解消グッズを紹介
実際にリベロエンジニアに所属している現役エンジニアに対して、使用している目の疲れ解消グッズのアンケートをとりました。毎日パソコンの画面を見続けているエンジニアは、一体どのような解消グッズを使っているのでしょうか。
回答数:7人(※複数回答あり)
- ホットアイマスク (4票)
- 目薬(2票)
- お灸 (1票)
- 対策なし(1票)
結果はホットアイマスクが一番多く、半数の方が使っているとわかりました。続いては目薬、お灸となっており、中には対策していない方もいるようです。
それぞれの意見も詳しく聞いてみました。
ホットアイマスクの意見
めぐりズム、あっためたタオル
基本的にあっためて目をじわ〜っとさせる…みたいなのが好きです
メジャーですが蒸気でホットアイマスク使ってます。スッキリした感覚になりますね
目薬
目薬(ロートデジアイとか、アイリスリフレッシュとか)
仕事中はコレ。最強。ガンガン打つ。目薬は劣化も早いので週1ぐらいでローテする。
ただメントール感とか血管収縮作用があるので、寝る前はやめたほうがいい
目薬、ソフトコンタクトを装用していても使用可能、目を潤してくれる
お灸
全身に点在するツボに置く。
自分でできる。しかし痛みを伴う。場所を間違えるとマジで痛いし何にもならない。
諸刃の剣、初心者にはオススメできない。
しかし気ン持ち良ィイ~~~~!!!
対策なし
特に目の疲れは感じないので使ってないんですよねぇ。。
お灸だけ非合法なの入ってる?????
実際に目の疲れ解消グッズを使ってみた感想
これまで、目の疲れに効果のある解消グッズや、現役エンジニアが使用している方法などを紹介してきました。
しかし、実際使ってみたイメージが掴めない方もいるかもしれません。ここから、実際に紹介してきた解消グッズを使ってみたいと思います。
めぐリズム
まず一つ目は、今回はアンケートの中でも票が多かった「ホットアイマスク」からめぐリズムを選びました。
早速袋を開けて目に当ててみると、1〜2分で温かくなりました。じんわりと温かくなり、温度も丁度よかったので気持ちよかったです。
さらにラベンダーの匂いがついている商品を選んだため、リラックス効果があり思わずそのまま寝てしまいそうでした。約20分ほど使用してみたところ、目がスッキリして使用前より不快感が減った気がしました。
気になった点では、金額も一枚100円ほどだったため毎日使うには少し高いと感じてしまいました。「ここぞ」って時のご褒美で使いたいなと思います。
つけながら寝ても問題ないので、1日の終わりにリラックスしながら使いたいですね
蒸しタオル
ホットアイマスクを調べると蒸しタオルで温める方法も多く出てくるため、こちらも試してみました。
濡らしたタオルを軽く絞り、袋に入れて電子レンジにかけるだけで簡単なホットタオルが完成します。
1回目は熱すぎてギブアップしました。ちょうど良いタイミングがわからないため、出した時には熱々状態になっており危険な状態でした。
目の疲れに追いうちをかけるのは危険ですね
30秒ほどで様子を見ながら徐々に温めるのが良さそうです。また蒸しタオルは冷える速度が早く、持続力が弱かった印象です。5〜10分くらいの休息に使用するのがちょうど良いかと思います。
使用中はタオルを支えるものがないため、真上を向く必要があります。座りながらだと首の負担が大きくなるため寝ながら使うのがおすすめです。
使用している間はパソコンの画面を見なくて良いため休息になりました
目薬(ロートデジアイ)
今回使用した目薬はアンケートの中にあったロートのデジアイを選択しています。
パソコン・スマホのブルーライトによる疲れ目に効く目薬のため、普段からスマホやパソコンを長時間見ている私にはぴったりだと思い、用意しました。
実際に使用してみると、すぐに目が潤うためドライアイは早めに解消する印象でした。また、眠いときや集中力を高めたいときに使うと切り替えられるため便利です。
また、目の奥が重いと感じたときに目薬を使用したら少し楽になった気がしました。しかし、一気に大きな変化はない印象です。私はあまり症状が重くないため、個人差の部分かなと思います。
あと、この商品は液の色が黄色なので服につくとまずいかも。白いシャツを着ているときは、いつも以上に慎重に使ってください
パソコン作業で目が疲れたら解消グッズで休ませよう
実際に目の疲れを解消させるグッズのアンケートをとってみると、さまざまな方法がありました。
目の疲れ解消グッズには多くの種類ありますが、おすすめは目薬とホットアイマスクです。実際にエンジニアのアンケートを見ると仕事中には目薬、休憩中にホットアイマスクと使い分けて使用しているようです。
長時間のパソコン作業による目の疲れを放置していると、頭痛や肩こりなどにも繋がります。目が疲れてきたと感じたら早めに解消しましょう。
目の疲れを解消させたら、次は快適な環境で働きたいエンジニアの方も多いかと思います
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