Xboxといえば日本ではプレイステーションやSwitchなどと比べてしまうと話題にのぼりにくい筐体じゃないかと思います。一時期Xboxを展開するMicrosoft社自体も日本のマーケットを見捨てているのでは!などという噂もたったほどでしたが、今回はそんなXboxの提供するXbox Game Passについてのご紹介です!
最近ではPS5の国内供給数が少なくなったり、日本国内向けゲームタイトルの制作を行わなくなった…などここ数年で全体的にゲーム業界のターゲットが海外に向いていってしまっている、という話もよく耳にします。
ローカライズなどの問題もありつつなのでなかなか何とも言えないことではあるのですけど、個人的にはゲーム業界のグローバル化、日本離れ、というよりもそもそもユーザーとゲームとの関わり方が変わってきているのかな?という感覚もあります。
って今回はそんな小難しそうな話をしたいわけではありませんでした!
ゲームもサブスク化して気軽に色んなタイトルを遊べるようになってきてるよ!やったね!という話をしたいのです!
ゲームのサブスクリプションの種類
ゲームサブスクのサービス自体は実はそう新しいものでもなく、SONYであればPlaystation Now、任天堂であればNintendo Switch Online、スマホゲームであればApple Arcade、VRに特化したものであればHTCの提供しているVIVEPORT Infinityなどなど、種類も結構あります。
そんな中で筆者的にバランスが取れているなぁと感じているのと、12/12にライアットゲームズ(RIOT GAMES)作品との連携特典が追加されたXbox Game Passについて紹介していきたいなと思います。
Xbox Game Passの特徴
XboxとついているのでいわゆるコンソールのXboxを想像する人も多いかと思いますが、Xboxは筐体そのものを指す名称というよりもMicrosoftのゲームサービスのことを指す名称と思ってもらっていいと思います。(Games for Windows Liveの存在だとか細かい歴史は割愛します)
勿論Xbox oneだとかのコンシューマーゲーム機でも利用できますが、Xboxアプリをインストールすればパソコンでゲームが出来てしまう、というのが特徴だと言えます。
Switchとかプレステは出来ないですよね。
以前Steamの記事でも書いたようにパソコンゲームの良さにずぶずぶとハマりつつあり、ついにPS4を手放しました。Switchはその筐体のユニークさ(ハンドヘルドにもコンシューマーにもなる)や単独タイトルも多いのでキープしていますが…。
またXbox Game Passの強みといえばXboxのゲームのみならずAPEXやタイタンフォールなどが有名なEA(エレクトロニックアーツ)のゲームが遊べるEA Play メンバーシップ、そしてつい先日には最近話題のVALORANT(ヴァロラント)や知る人ぞ知るリーグオブレジェンドなどのラインナップを誇るRIOT(ライアットゲームズ)のゲームでの特典などが追加されました。
Xbox Game Passのサービス内容
サービス内容としては前項でも記載したように100を超える有名タイトルのゲームが月額で際限なく遊び放題になる、ということです。
100ってそんなに多くないのでは?と思うかもしれませんが、収録タイトルが比較的有名なゲームが多いのでやりたいゲームが少なくともひとつかふたつは見つかると思います。また後述しますが100どころの話ではないのでご安心を!
プランにもよりますが、月額が850円~1100円、しかも初月100円でプレイ出来てしまうのでゲーム一本買うと考えればかなりお得なのではないでしょうか。
プランの種類
プランは全部で3種類あります。価格は記事執筆時(2022年12月)のものです。
- XBOX Game Pass for Console(税込850円)
- XBOX Game Pass for PC(税込850円/初月100円)
- XBOX Game Pass Ultimate(税込1100円/初月100円)
それぞれの違いを簡単に説明すると、XBOX Game Pass for ConsoleとXBOX Game Pass for PCはそれぞれのプラン名が示す通り、コンソール用のものとPC用のものです。コンソール用のものはXbox Series X|S、Xbox Oneのみに対応、PC用のものはパソコンに対応しています。またコンソール用のものにはEA Play メンバーシップがついていません。
そしてXBOX Game Pass Ultimateは上記のふたつを組み合わせたものにプラスして唯一クラウドサービスであるXbox Cloud Gamingが付随します。まだBeta版であるとはいえ、スマートフォンやタブレットでプレーできるクラウドゲーミングサービスが200円の差額程度でついてくるのはかなりのメリットになるのではないでしょうか?
ちなみにXBOX Game Pass for Consoleを検討している方はUltimateに入ってしまう方がお得です。というのもfor Consoleの方は別途Xbox Live Goldに加入するのに月額料金がかかり、トータル1,692円になるからです。
ゲームのラインナップ
日常的にゲームをプレイする方にはかなりお得なプランだと感じるのですが、その他にもライトプレイヤーで、時間がなくてなかなか最後までプレイできないけどとりあえずゲーム触りたい、とりあえず試しに遊んでみたいタイトルがあるけど買うにはちょっと高いなぁ、という方にめちゃくちゃおすすめなのではないでしょうか。
私のようにあれもやりたいこれもやりたい、でもやってみたら画面酔いしてしまって眠っているタイトルや買って最初だけ十時間くらいぶっ通しでやったのにそのあと放置…というゲームが沢山ある人間には最高です!!
定期的にゲームは入れ替わるようですが、ゲームによっては何と発売と同時に追加されたタイトルなどもあります。
- Forza Horizon 5
- Halo Infinite
- Back 4 Blood
なんだかんだでXbox(Microsoft)という大手が提供しているサービスの強さかなと感じます。
ちなみにざーっと目を通しただけでも私は10タイトル以上やりたいものがあり、日本産のゲームタイトルも沢山ありました!
VAROLANTもやってみたいなと思いつつ(基本プレイは無料)、手を出すに至っていなかったので今回のXbox Game Passとの連携による特典追加を見てやってみようとダウンロードしました!
特典についてはこのあたりの記事を見て頂くといいかもしれません。
電ファミニコゲーマー
https://news.denfaminicogamer.jp/news/221212h
4Gamers.net
https://www.4gamer.net/games/073/G007372/20221213033/
100どころではないと前述したのですが、今画像で見ただけでも160以上のゲームがありましたね!改めてラインナップみるとどうやら現在は400以上のゲームがGame Passに名前を連ねているようです。上下はあるでしょうが十分な数なのではないでしょうか!
Xbox Game Passのデメリット
まぁ、流石に何事も良いことばかりではありません。
Game Pass内でのサービス提供が終わってしまうとそのゲームはプレイできなくなります。
サブスクなので当たり前と言えば当たり前なのですが、PS+での毎月無料でゲームがダウンロード出来てPS+加入をやめた後も遊べていたサービスと比較してしまうとなんだか少し損な気持ちにもなるかもしれませんが、逆に提供中にゲームやるぞー!という気にさせてくれる、とも言えます。ね。
それに加え、じっくり遊んだ後に、これはもう手放すことはできない名作だ!一生傍に置く!と決めたものだけを選んで別途購入する、ということもできますからね。
私自身もドラクエ11をやりたくて加入したのですが、加入してすぐに提供が終わってしまいました…残念!
いいもん、ペルソナ5やるもん!
まとめ
基本無料のゲームやゲームのサブスク、ゲームに手を出しやすい良い時代になりましたね…(個人の見解)
1万越えも当たり前だったスーファミ時代を思うとなんだかしみじみします。
一本をじっくり時間をかけてやる!という人であったとしても月に1000円程度で維持できるので半年くらい1タイトルをやり込んでも元が取れるのかなと思いますし、気になるタイトルがある方にはとてもいい選択肢の一つだと思います。
そう、選択肢があるというのはそれだけで最高です!
Xbox Cloud Gamingを利用してスマホやタブレットで外出先でのゲームプレイも気になっているのでまた機会があれば検証してみたいと思います!Steam Linkよりも凡庸性は高いかも!
レッツハッピーゲームライフ!
※一部不適切な表現があったため修正を行いました。(2022/12/29)