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IT転職は何歳までできる?「エンジニア35歳限界説」のウソ・ホントを人材業界のプロが激白

30歳を超えたエンジニアの皆さん、こんな話を聞いたことはありませんか?

「エンジニアは35歳を境に転職しにくくなる」
「IT業界で転職したいなら30歳までに」

俗にいう”エンジニア35歳限界説”です。ただ、人材業界で働いて9年経つ私からすれば

もうそんなこと言ってらんなくね?

と思うような状況になりつつあります。

そこで今回はエンジニア35歳限界説に触れながら、人材業界で働いて9年になる筆者とともに、エンジニアの転職事情について考えていきましょう。

エンジニアに上場企業の給与と自由を/

エンジニア転職でいわれる「35歳限界説」とは?



エンジニア35歳限界説とは、とても簡単にいえばエンジニアが現役バリバリ働けるのは35歳が限界という説です。

1990年代後半〜2000年初頭、今の50代以降の方が現役だったころに頻繁にいわれた話で、こんなことがささやかれていました。

  • 35歳になると新しい技術に追いつけない
  • 35歳のエンジニアより新卒のほうが使える
  • 35歳になると給料が頭打ちになる
  • 35歳になると体力も減ってデスマーチに対応できない
  • 35歳になると現場から離れてマネジメントに移らないとダメ

2000年前後といえば、ITバブルでインターネット関連市場が大注目を浴び、技術革新が飛躍的に進んだ頃です。

その変化についていけなくなるのが35歳といわれていました。そのため現在でもエンジニアは、30代以降に転職するのは厳しいというイメージが蔓延しています。

でも、正直そんなことないですよね?現場の皆さん

2025年年始、エンジニアの転職事情


35歳限界説すら打ち破る現段階の転職トレンドについて話しますね

厚生労働省が出している職種別有効求人・求職状況(一般常用)によると、2024年11月現在、東京都のITエンジニアの有効求人倍率は3.13倍。全職種の平均が1.55倍なので、およそ倍以上の数字です。

つまり、、、通常は求職者1人に対して欲しがっている会社が1〜2社ある状態が、IT関連企業のみ欲しがっている会社が3社あることになります。

また、エンジニア求人に強い求人サイトのWantedlyが2021年に行った調査によると、IT関連のデジタル人材不足を感じている企業が約7割を占めています。この状況は3年ほど経った2025年初頭でも変わりないでしょう。

転職サイトのtypeに登録している20代・30代のエンジニアの応募数は、2023年1月を1とした場合、2.2倍まで伸びています。

応募者は増えているもののそれを上回る求人数で、倍率が伸び続ける…という状況がコロナ禍以降もずっと続いています。

売り手優位の転職市場、業界全体に変化をもたらす



求職者の数より求人数が上回る、これは売り手である求職者が求人を選べる状況です。転職業界における売り手優位は、実は2010年ごろからずっと続いています。

わたしが現職のリクルート代理店に入社してから、ずっと売り手市場ですわ

この状況が続く今、若手ばかり欲していても意味がなくなってきているのが現状。IT業界に限らず、転職市場全体で人材確保のための大きな変化が起きています。

どの業界の就職・転職市場も大変革中

売り手優位の状況が長期化することで、人材業界にも大きな変化が起きています。一番わかりやすいものはダイレクトリクルーティングの浸透でしょう。

要はビズリーチです

ダイレクトリクルーティングとは、企業が求職者の情報を見て直接スカウトをする形式。求職者側は求人サイトに登録して待っていれば、良い会社から勝手にアプローチが来るので、楽に転職活動ができます。

また求人広告の最大手リクルートでは、エアワーク採用管理という求人から内定出しまで一括して管理できるシステムがリリースされました。

en転職でおなじみのエン・ジャパンでも、エンゲージという同様のシステムをリリースしています。

この2つに共通するのは企業側は求人広告の代理店を通さず、自分で求人を書いてIndeedに掲載できること。しかも、原則無料で。

今まで「お金をかけてまで出したくない」と思っていた企業も無料で出せるので、自然と求人数は増えます。
…売り手市場に拍車かけてない?

新卒採用も、毎年3月1日に新卒サイトのサーバーを落としながらエントリー合戦をして…という時代は終わりつつあります。

大学1・2年生の低学年のうちに内定出しをする早期採用、新卒採用者の基本給アップ…。

コロナ禍以前から続く売り手市場は、人材業界に大変革をもたらし、2025年はその変化の過渡期に入りつつあります。

そんな中で転職するとなると、選べるんです。山ほど

自分の変えたいことと、その企業が出している情報をしっかり照らし合わせて転職活動をするべきです。

「若手じゃなきゃダメ」という時代の終焉

わたしの本業の会社でずっといわれ続けていること、それは生産年齢人口の減少です。

日本の平均年齢は2024年現在で48.1歳。15〜64歳の生産年齢人口割合は67.3%と統計が残っている2000年から増えています。

この割合が増えているということは、子供が増えていない証拠。老年化指数という高齢化の目安となる数値は200%オーバーで、超高齢化が進んでいます。 参考:人口統計

つまり、何をどうあがいても若年層は減る一方。その少ない人たちを欲しがっても限界があるのです。

どうしても若手が欲しいなら、選ばれるだけの魅力が必須。出せば若者が来る時代は完全に終わりました。

最初は「30歳まで!」と言っていた担当者が「35歳までならいいよ」「40歳までならなんとか…」と徐々に許容できる年齢層を広げてきます。

これが現実。

しかも年齢もできればそれくらいがいいとなり、採用における優先順位が下がっています

特にIT業界はここ20年以上ずっと人材不足。事業を維持するうえでも企業側はわがままを言ってばかりではいられなくなり、2020年前後には35歳限界説が立ち消えしました。

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リベロエンジニアに入社した先輩は?


リベロエンジニアは中途入社の社員が大半を占めます。先輩社員が転職を決めたきっかけ、そして転職してよかったことは何でしょうか?今回は3人の先輩社員の声を集めました。

S.Mさんの場合

中小SIer、フリーランス、教育系企業のサービス立ち上げを経験しているMさん。代表の金子を「理想論ばかり」と評していたものの、業界の悪しき習慣をぶっ壊すという方針に興味を持ち無料面談へ。

明確な給与体系、会社側が従業員の価値観を尊重しあっている社風に惹かれて転職を決めています。そんなMさんの思うリベロエンジニアの良さはこちら。

自分のキャリアパスや自分が取り組みたい案件を自分で選べるのは嬉しいですね。ワークライフバランスやライフステージに合わせて、人生設計しやすいんです。

リベロエンジニアには指示や強制がありません。もちろん会社側としては「このお客さんとは繋がり持ちたいから、この案件に誰か入ってほしい」などの戦略は絶対あると思うんですよ。でも、それをエンジニアに無理強いはしてこないんです。

環境を最大限活用してキャリアアップ。エンジニアとして抱えていたモヤモヤを解消する仕組みがここにある
【エンジニアS.Mさん】

藤波大佑さんの場合

リベロエンジニアを選んだ理由を「直感」と答えた藤波さん。会社を知ったきっかけも紹介と求人サイトを利用しない転職活動をしています。

こういった紹介経由の転職活動を、リファラルと呼んでいます

リベロエンジニアの魅力として”「子持ちトラブルあるある」への理解がすごくあること”を挙げています。

在宅勤務に関するアンケートでも家庭との両立を機に転職をした方の声があり、家族との関係性も転職においては重要です。

ちなみに、当社は複業・副業OKです。彼は個人事業主としてクラウド導入支援などもしています

K.Sさんの場合

最後に紹介するSさんの転職のきっかけはなんとX(旧Twitter)!フォロワー同士で、プライベートでもらった仕事をDMで依頼する関係だったのだとか。

現代的過ぎ!でもSNS広告経由の求人応募もある時代なら、まぁ、アリか…

中間管理職としての葛藤、そして何より給与面が決め手となりリベロエンジニアへ転職しました。転職エージェントも活用していたのですが、成長を感じられないという理由で辞退しています。

転職エージェントはいかに内定を決めて成果報酬をもらうかがキー。なので、内定を出してくれそうなところを紹介しがちです。

Sさんがインタビューで言っている
”僕の強みを活かせる案件を探してくるので、悪く言えば安牌というか、苦手なことに挑戦できるものではなかった”
というのは、人材業界に身を置くものとしてなんとなくわかります

さいごに


結論、35歳過ぎても転職はできる!

ただしスキルを活かした転職なのか、別の挑戦をするのかは本人の気持ち次第。ITエンジニアの分野で挑戦したいなら、一度リベロエンジニアの扉をたたいてみてください。「そろそろ転職しようかな?」という方も大歓迎!面談は無料なので、是非お気軽に。

「リベロエンジニアの話も聞きたいけれど、ほかのIT企業についても知りたい」という方にはENCOUNT(エンカウント)がおすすめ。5分だけ企業と話せて、マッチングアプリのように「この人、いいかも」という直感で企業と出会えますよ!

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弊社が気になった方は是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

  • 記事を書いたライター
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片山たみこ

夫は経験10年以上の現役エンジニア(オープン系)、Indeedなどの求人広告を9年以上書いているワーママです。文系卒なのにIT系はじめ様々な理系に囲まれる大学生活を送った結果、理系職種に対する肩入れが激しくて上司に呆れられること5年くらい経過したところです。

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