「トラックボールがおすすめって聞くけど理由が知りたい」「具体的におすすめの商品って何?」
画面の前のお友達は、このようなことで悩んでいませんか?
すいません、僕の中に潜む歌のおにいさんがでてきてしまいました
トラックボールマウスは業務効率が図れたり、1日の疲労軽減ができたりすると聞いて、気になってはいる方も多いのではないでしょうか。
結論として、エンジニアにトラックボールマウスはおすすめです。
今回は実際にトラックボールマウスを使用している筆者が、エンジニアにおすすめの理由を解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。これでブラックフライデー対策もバッチリだぜ!
作業環境に不満を抱えている方は、「現役エンジニアがおすすめする高級キーボード4選!選ぶ時に重視するべきポイントも紹介」や「エンジニアはどんな作業用チェアを使っている?仕事が捗るおすすめチェアを調査してみた」もおすすめです。
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エンジニアがトラックボールを使った方が良い理由3選
ここではエンジニアが、トラックボールを使った方が良い理由を3つ紹介します。
- 机の作業スペースが小さくても使える
- 複数の画面のマウスポインター移動が簡単になる
- 肩こりや手首の疲労を軽減できる
これは言い過ぎですが、使うと世界が変わります。
完全に言いすぎました。今まで通りの世界です
机の作業スペースが小さくても使える
トラックボールマウスボールは、机の作業スペースが小さくてもマウスが置ける場所さえあれば問題なく使用できます。
作業机の上に書類や私物などを置いてしまって物が多い人や、デスクが小さく作業スペースが狭い人もいるでしょう。一般的なマウスを動かしてカーソルを移動させる場合、使える範囲が小さいと作業が困難になります。
また、机の材質によってはマウスがうまく滑らなかったり、反応してくれなかったりします。
トラックボールは、マウスについている玉を指で動かすだけでカーソル移動が可能なため、置く場所が確保できたら、固定したまま使用が可能です。
机が小さくても問題なく使えるのが便利なんですよ
筆者が実際に作業している机があまり大きくないため、普通のマウスだと動かしにくくて「んもう!!」って声をあげていました。
トラックボールマウスにしてからはマウス自体を動かすことがなくなったため、机のサイズが小さくても気にならなくなりました。
作業場が小さくてマウスが動かしにくい方におすすめ
カーソルの移動が楽になる
トラックボールを使用すると、カーソルの移動が楽になります。特にマルチディスプレイなどを使用していて、画面の端から端までが遠いときに、カーソルの移動が簡単に感じるでしょう。
一般的なマウスの場合、カーソルを移動させるために何度も机の上で動かします。
トラックボールの場合は、カーソルのスピード設定によりますが、勢いをつけてボールを回せば隅から隅までの移動が可能です。
エンジニアの方はマルチディスレイで作業される方も多いため、カーソル移動を楽にしたいときにトラックボールがおすすめです。
僕も普段マルチディスプレイにしているのですが、通常のマウスだと移動距離が長くて何度も動かしてました
カーソルの速度を上げてみたのですが、逆に細かい操作が難しくなってしまったので困っていました。
トラックボールマウスにしてからは親指一本で動かせるようになった上に、細かい操作もしやすくなったためカーソルの操作が楽ですね。
肩こりや手首の疲労を軽減できる
トラックボールは肩こりや手首の疲労を軽減できます。
一般的なマウスは手首や腕を使ってマウスを動かし続けます。最初のうちは問題ありませんが1日中使っていると手首が疲れたり、肩が凝ったりする方も多いのではないでしょうか。
マウスによる疲労が溜まった状態で続けていると、慢性的な肩こりやマウス腱鞘炎(※1)になりやすくなります。
一方、トラックボールはカーソル移動を指のみで操作するため、手首や腕を固定したまま操作が可能です。
腕や手首への負担が軽減されるため、長時間でも疲労しにくくなります。
僕は通常のマウスをずっと使っていると肩が凝るため、1日の疲労を強く感じていました
トラックボールマウスに変えてからは腕や肩の位置を固定したままで作業ができるようになったため、肩の痛みを軽減できた気がしています。
※1マウス腱鞘炎」って知っていますか? | サンワサプライ株式会社
トラックボールのデメリット3選
ここまでは、トラックボールのおすすめポイントを紹介しました。しかし、デメリットも併せて知りたい方もいるかと思います。トラックボールのデメリットは、以下の通りです。
- 操作に慣れるまで時間がかかる
- ボールのメンテナンスが必要
- 持ち運びに不向き
操作に慣れるまで時間がかかる
トラックボールは操作方法が特殊なため、初めて使う方は慣れるまでに時間がかかります。
一般的なマウスは腕や手首を使ってカーソルを移動させますが、トラックボールの場合は親指や人差し指などを使って動かします。
最初のうちは使いにくく作業効率が下がるため、元のマウスに戻したくなるでしょう。しかし早い人は1日〜1週間程度使って入れば慣れてきます。
僕は全然操作に慣れなくて通常のマウスに戻すのを3回くらいやってました。
徐々に慣れてきて「あ、使える」ってなってから完全に移行しました
慣れるまでの合計日数でいえば、1週間くらいかかっていたかと思います。
ボールのメンテナンスが必要
トラックボールを使用していると定期的なメンテナンスが必要になります。
特にボールの中はセンサーがついているため、埃が溜まると反応が悪くなります。
月に1回のペースで、ティッシュや綿棒を使って清掃するのがおすすめです。清掃は簡単なので問題ありませんが、光学式マウスと比較すると頻度が多くなってしまいます。
トラックボールマウスを清掃しないとカーソルの反応が悪くなるだけでなく、ボールの回転が悪くなったりします
中が汚れているとボールを動かす時に少しだけ引っかかりを感じるようになって、カーソルが遅くなるためスムーズな操作がしにくくなります。
作業を一日中していると、この小さな違和感がずっと影響しちゃうんですよね
個人的には少しでも遅くなると嫌なので、2日に1回くらい軽い清掃を繰り返しています。
持ち運びに不向き
トラックボールは、マウスの中でもサイズが大きいため持ち運びには不向きです。
トラックボールの「Logicool M575GR」と一般的なマウスの「Apple Magic Mouse」を比較すると以下の通りになります。
トラックボール(Logicool M575GR)※1 | 通常のマウス(Apple Magic Mouse)※2 | |
奥行き | 100mm | 113.5mm |
幅 | 48mm | 57.1mm |
高さ | 134mm | 21.6mm |
重量 | 145g | 99g |
数値から見てもわかる通り、高さと重量が一般的なマウスに比べて大きくなっています。
決まった席で使用する分には問題ありませんが作業場所を変えたり、外出に持ち歩きたかったりすると負担に感じるかもしれません。
僕は外でも作業するため、リュックに入れて運びますが、でかいので場所をとるなぁといつも感じます
あとカフェとかでマウスを出すと「マウスでっか」みたいな目で見られます。
※1参考:Logicool M575GR Amazon商品ページ
※2参考:Magic Mouse(USB-C)- ブラック(Multi-Touch対応) Apple公式商品ページ
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エンジニアにおすすめのトラックボール5選
ここでは、エンジニアにおすすめのトラックボールを5つ紹介いたします。
- ERGO M575SP/Logicool
- MX ERGO S/Logicool
- DEFT PRO/ELECOM
- SlimBlade Trackball/Kensington
- HUGE/ELECOM
ERGO M575SP/Logicool
出典:Logicool公式ストアより
ERGO M575SPは2024年9月に、Logicoolから発売されたトラックボールです。マウスの形が人間工学に基づくデザインになっており、手が疲れにくく長時間利用もできるのが特徴的です。
電池持ちも長く、無線接続の使用の場合だと単三形電池1本で最長18ヶ月も使用できます。
ロングセラー商品「M575」の後継機種のため、初めてトラックボールを利用したい方におすすめです。
※参考価格:税込7,400 円。Amazonより2024年11月現在
MX ERGO S/Logicool
出典:Logicool公式ストアより
MX ERGO Sは、2024年9月にLogicoolから発売されたトラックボールです。マウス本体にバッテリーが内蔵されており、TypeCでの充電に対応しています。
また、マウス自体の角度を0° と20°の2種類で調節可能です。0°だと普通のマウスのような安定感で使用ができ、20°の場合は手首が自然な状態で作業ができます。
ボタンが6種類あるため、専用アプリを使えば最大30個のショートカットをカスタマイズ可能です。
※参考価格:税込17,800円。Amazonより2024年11月現在
DEFT PRO/ELECOM
出典:ELECOM公式ストアより
DEFT PROは2018年4月にELECOMから発売された、人差し指で動かすタイプのトラックボールです。本体には8つのボタン数がついており、専用アプリで一つずつショートカットをカスタマイズできます。
また、カーソルの速度を調節するボタンがマウス本体についているため、手軽に設定の変更が可能です。
専用のケーブルとシーバーが付属しており、無線2.4GHz・Bluetooth・有線での接続が可能です。
※参考価格:税込8,370円。Amazonより2024年11月現在
SlimBlade Trackball/Kensington
出典:Kensington公式ストアより
SlimBlade Trackballは、Kensingtonから発売されているトラックボールです。本体の形状が薄型ですっきりしたデザインとなっているため、机の上を綺麗にまとめたい方におすすめです。
専用のボールは55mmと他のトラックボールより大きいサイズのため、細かい作業がしやすくなっています。
本体には4つのボタンがついており、専用のアプリを使うと各ボタンに機能を割り当てられるので、普段よく使う動作をショートカットとして登録できます。
※参考価格:税込12,500円。Amazonより2024年11月現在
HUGE/ELECOM
出典:ELECOM公式ストアより
HUGEはELECOMから販売されている、人差し指タイプのトラックボールです。本体に8つのボタン数がついており、それぞれ専用アプリでショートカットの割り当てが可能です。
また、本体にパームレストがついているため、手首の安定や疲労感を軽減できます。
本体サイズ感が大きく、場所をとってしまいますが、ボールサイズも大きいため操作がしやすくなっています。
※参考価格:税込5,499円。Amazonより2024年11月現在
まとめ
トラックボールはその操作性から作業効率が上がったり、疲労感が軽減したりします。
エンジニアは1日のほとんどをパソコンと向き合って仕事をしているため、使用するガジェットが変わるだけで1日の効率が大きく変わるかもしれませんね。
トラックボールを使って作業効率をグングン上げていきましょう。
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