お店の味をAIが再現?Geminiレシピで“本気の一杯”を淹れてみた
2025.11.27
ほっと一息つきたいときに、丁寧にコーヒーを淹れる時間が至福——という人は多いのではないでしょうか。集中したあとの切り替えとして、自分で豆を挽いて淹れるという人も多く、リベロエンジニアに所属するエンジニアもコーヒー好きはとてもいいのです。
この文章を書いている広報担当も、自宅ではハンドブレンダーで豆を挽き、コーヒーを楽しんでいます。ただ、自己流で淹れているため、日によって味にブレが出たり、「結局どの淹れ方が一番おいしいんだろう?」と悩むこともしばしば。
そこで、普段仕事で活用しているAIに「お店のようなコーヒーの淹れ方」を聞いて、実践してみることにしました。果たして…?
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AIレシピは想像以上にこだわりが詰まっていた
今回、活用したAIは「Google Gemini」。昨今、その進化具合が大きく話題になり、かなり信頼できるのでは…と思ったからです。
スマホで「お店のようなコーヒーの淹れ方」を聞いてみたところ、Geminiが特に強調していたのは次の3つです。
・豆は1人分10〜15gで正確に量る
・挽き方は中細挽き(グラニュー糖くらい)
・蒸らしは20〜40秒、豆の倍量のお湯で行う
さらに、
・お湯は90℃前後
・ペーパーの湯通し
・抽出は2分半〜3分
・落ちきる前にドリッパーを外す
など、専門店さながらの内容が続きます。
AIの情報は信用できる?
AIの情報は信用できるのか——そう思う人も多いはずです。短く言うと、一定の信頼性があります。AIは、コーヒー抽出の理論や専門家のレシピなど、膨大な資料から “プロが共通して行う基本” を学習しています。そのため、そのレシピは“王道で失敗しにくい淹れ方”ができると確信しました。
実践!Geminiレシピでコーヒーを淹れてみました
言われた手順をスマホで確認しながら、Geminiレシピを忠実に再現していれてみました。
豆を正確に量る

1人前10〜15gをきっちり計量。今日は2人分ということで、ほぼ20gを測りました。
挽き方は中細挽き

ハンドブレンダーを細やかな数値に設定します。ガリガリという豆が削れる音がしなくなるまで回していきます。
器具の準備
ペーパーフィルターの接着部分を折り、ドリッパーにセットします。ドリッパーにセットしたペーパーにお湯を少量注ぎ、ペーパーの臭いを取り、器具全体を温めます。
サーバーに溜まったお湯は捨てます。ペーパーの臭いを取ること、器具を温めること。このひと手間で香りの立ち方が変わるそう(この工程はわかってはいましたが、飛ばすこともありました)。
挽いた豆をセット

挽いた粉を濡らしたドリッパーに入れたら、軽くゆすって表面を平らにならします。
お湯を注ぐ。ここでは「蒸らし」が重要!

挽いた豆をドリッパーに入れ、あらかじめ準備をしておいた約90度のお湯を注ぎます。粉全体が湿る程度の少量のお湯(豆の量の約2倍)を、中心から「の」の字を描くようにゆっくり注ぎます。粉が膨らんできたら止めます。
ここで20秒〜40秒待ちます。この「蒸らし」で炭酸ガスが放出され、その後の抽出がムラなく行われ、コーヒーの旨味成分がしっかり溶け出すとGeminiは言います。
抽出の本番。お湯を注いでいく

蒸らしが終わったら、再び中心から外側へ小さな円を描くように、途切れないようにゆっくりとお湯を注ぎます。ここでの注意点は、膨らんだ粉が沈みきらないうちに、次の少量のお湯を注ぐイメージです。壁(ペーパーフィルターの端)にはお湯がかからないように注意していきます。
だいたい2分半〜3分以内に、必要な量を抽出していくのが目安だそう(1人150ccなのでここでは300cc)。必要量を淹れたら、落ちきる前にドリッパーを外します。これで雑味が入りにくくなります。
実飲レビュー:Geminiレシピの実力は?

ほぼGeminiのレシピを守っていれたコーヒーがこちらです。
実際に飲んでみると、香りがふわっと立ち上がり、全体的に雑味が少ないように感じました。
使った豆はいつもと同じなので、劇的な違いがあるわけではありませんが、それでも“いつもより味が整っている”という、わずかな変化を感じました。これは、普段あいまいにしていた 蒸らしの工程をしっかり行った ことが影響しているのかもしれません。
また、「丁寧に淹れる」という一手間が、コーヒーのおいしさを引き上げる——そんな小さな発見も、今回の検証で得られた収穫でした。
おわりに:基本を知ると、自己流が楽しめる
エンジニアさんの多くがコーヒーを愛する理由は、“手順”や“再現性”が味と直結するところにあるからでしょう。Geminiのレシピは、その考え方にぴったりで、家庭でも安定した美味しさを目指せる心強い存在でした。
そして何より、基本が身につくと、ここから“自分のこだわり”が少しずつ加わっていきます。豆の種類、挽き目、お湯の温度、注ぎ方。試してみたい工夫が次々と湧いてきます。そんな楽しさが広がるのも、コーヒーの魅力です。
次はGeminiに、「酸味を強めたいときは?」「深煎りで甘さを引き出すには?」といったアレンジを聞いて、実践してみようと思います。
AIを味方にし、コーヒーの時間をもっと豊かに。そんな新しい楽しみ方が広がりそうです。
\リベロエンジニアは採用を強化中!/
文/リベロエンジニア編集部