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リベロエンジニアで新しくコンサル部門を設立!その特徴や強みを聞いてみた。

2023.06.05

カテゴリー:スタッフインタビュー

5月1日、リベロエンジニアに新たなコンサルティング部門が誕生しました。

システム開発に注力するリベロエンジニアがなぜ今、新たにコンサルティング部門を設立する道を選んだのでしょうか?また、リベロエンジニアにコンサルティングを依頼すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

これらの疑問について、新設されたコンサルティング部門の代表、森本さんにお話を伺いました。

森本 晃弘さん プロフィール

2016年から、金子CEOの経営相談パートナーとして、またCRO(最高リスク責任者)として、森本さんはリベロエンジニアと深く関わってきました。

彼の経歴は多岐にわたり、連結会計コンサルタント、プロジェクトマネージャーを経て、現在は新規事業コンサルタント及び中小企業診断士を務めています。彼の専門分野は、0から1を生み出す新規事業の立案と事業計画の策定です。

リベロエンジニアとは?

リベロエンジニアは、2014年の創業以来、エンジニア派遣と受託開発を中心に“高還元SES”の発展を牽引してきたシステム開発会社です。

今後の目指す方向性は、既存事業に留まらず、デザイン、コンテンツ作成などの新たな事業領域へ広げ、ホールディングス化を進めること。これにより、さまざまな角度から包括的なサービスを提供できる会社を目指しています。

何故リベロエンジニアでコンサル部を立ち上げたのでしょうか?

ブティックファームに在籍していた時期や、中小企業診断士として多くの企業を支援してきた経験を通じて、新規事業を展開する際の障壁となる柵(しがらみ)の多さを強く感じました。これがコンサル部門設立の一番の理由となります。

柵(しがらみ)、というのは具体的にどのようなことでしょうか?

企業が新規事業を立ち上げようとする際、既存事業とのバランスを保つことは非常に難しくなります。既存事業に悪影響を及ぼさないようにするのはもちろん、さらに、既存事業に良い影響をもたらすことが強く求められます。その結果、既存事業と全く異なる新規事業を立ち上げようとしても、その事業が悪影響を与えないという理由だけでは、承認が下りないことがほとんどです。

新規事業を立ち上げたとしても、新設部門が利益を上げるまでには時間が必要です。そのため、まだ事業が軌道に乗る途中であるにも関わらず、主力部門からの理解が得られない状況が生じることがあります。特に大企業の場合、意思決定に時間がかかることが多く、これが事業立ち上げの”時間がかかる”という状況を一層難しくしてしまう悪循環を生み出します。

一方、中小企業では資金調達に時間がかかることが多く、本来進めたい計画以外の部分に多くの時間を割く必要が出てきます。

これらのような事情が新規事業の立ち上げにおける困難さ、すなわち「柵(しがらみ)」となります。

“ビジネスをもっと自由に”というキャッチフレーズのもと、私たちは多くの柵(しがらみ)を取り除く、またはそれが完全に消えることはなくとも、可能な限り低減することで、自由に提案ができる組織を立ち上げる、という強い意志を持ってスタートしました。

様々な会社のコンサル部門や専門としてコンサルティングを行う会社が多数ある中で、あえてエンジニア派遣を行う”リベロエンジニア”でコンサル部門を立ち上げる強みは何でしょうか

新規事業における最初の壁となるのが、プロジェクトやシステムが機能する状態を作り出すことです。しかし、その最小限の部分に必要な初期費用(人件費・外注費や、開発費等)がなかなか確保できないことがしばしばあります。さらに、外部に依頼することで時間が掛かったり工数が増えたりし、余計な費用が発生する場合もあります。

このような課題に対して、リベロエンジニアはシステム開発会社として、確かな技術力を持ったエンジニアを擁しています。したがって、スムーズな連携と工程の削減を通じて費用を抑え、スピーディに事業を進めることが可能です。

自分たちで開発することができる、というのは他のコンサルティング会社にはない、リベロならではの強みと言えます。これがリベロが輝き続ける要因となると感じています。

リベロエンジニアがコンサルティングだけでなくシステム開発も主軸にしているため、コンサルティングの知識やスキルが劣るのではないかと懸念されるかもしれません。しかし、私はその懸念は誤解であり、両方を手掛けることこそが、もう一つの強みとなっていると確信しています。

新規事業の立ち上げや事業変革は必然的に時間と労力がかかります。それに伴い、それなりの費用も発生します。企業側から見れば、できるだけ費用をかけずに短期間で改革を実施したいという要望は当然のことです。

しかしながら、それが真の意味で企業にとっての改革につながるのか、または、お客様の全ての要望に従って、ただ従順に動くだけになるのか。それらの全てが間違っているわけではありませんが、利益追求だけが目的となってはいないでしょうか。

お客様から提示される要望の100%が、事業改革を成功させる上で必ずしも正しいとは限りません。私は、コンサルタントとしての役割には、そういった点も考慮に入れ、企業をより良い方向へと導くことが含まれるべきだと考えています。

この表現は少々強すぎるかもしれませんが、意見が異なる場合には、お客様に対して反論し、その結果としてより優れた提案を行うことが重要だと私は考えています。

事業の基盤としてコンサルティングとは別にシステム開発事業を持っているリベロエンジニアには、それを可能にする環境が既に整っています。

誤解しないで欲しいのですが、だからと言ってごりごりと意見や提案を押し付けたいわけではありませんからね…(笑)

利益を最優先とせずに行動できるということは、お客様とじっくりと向き合い、最適な提案を作り出すための時間と思考を保証することに繋がると考えています。

森本さんにとってのリベロエンジニアとは

会社もそうですが、それ以上に社長がとりあえず変わってますよね(笑)

想いや意図はもちろん共有してくださっているのでわかっているのですが、それにしてもTikTokを始めたりとぶっ飛んだことをする方だなぁって思って眺めています(笑)


会社が基盤として社員をまとめてはいるけれど、基本的なこと以外は社員の各々が自由にできる、という環境、つまりリベロエンジニアはプラットフォームである、と感じています。

しかも中小企業でありながら、安定感があるな、と実感しています。

自由であるがゆえに人の入れ変わりもないわけではないのですが、各エンジニアの高いスキルが確保されているため、売上面でも安定感を保っています。この点は、先述した強みと直接関連しています。そして、企業としての安定性は、新たなコンサル部門を立ち上げる際にも大きな力となると感じています。

コンサル部門はどうなっていくか

言葉にすると当たり前のようになってしまいますが、やはり丁寧にひとつずつ、悩みを抱えたお客様にご提案をしていく、というのがなにより今、大切にしていることですね。コツコツと…。

そして少しずつ採用についても考えていこうと思っています。現状のコンサル部門は私一人なのですべて自分で行わないといけないですからね。

売上をあげると共に働きやすい環境づくりにも力を入れていきたいです。

最後にリベロエンジニアにコンサルの依頼を検討している企業へのメッセージをお願いします。

コンサルタントとして、我々は自由にかつ有効な提案をためらうことなく、パートナーのさまざまな問題に対して多角的にアプローチし、最適な解決策を提案してまいります。

弊社では一般的な人月での提案を行っていないため、驚かれることも少なくありません。一般的なコンサルタントのスタイルとは異なるため、正直に申し上げますと、必ずしも契約につながるわけではありません。躊躇してしまうこともあると思います。

しかし、私たちは“ビジネスをもっと自由に。”という信念と、既存の形をより良く、より効率的に変革したいという想いを大切にしています。そのため、この方向性を持続的に追求していくつもりです。

我々は一味違うコンサルタントとして、パートナーの期待に応えてまいります。

もし弊社のこの思想に共感いただけるなら、ぜひまずはご相談から始めてみてはいかがでしょうか。
ご相談ベースでの問い合わせでも全く問題ありません。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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