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リベロエンジニアの開発の特徴ってぶっちゃけ何?開発ディレクターに聞いてみた。

2023.03.09

カテゴリー:スタッフインタビュー

システム開発の依頼先を探している企業の方々のお悩みとして、何を基準に依頼先を探せば良いかわからない!システム開発ってどこも同じじゃないの?結局は名前を知っている企業や、安価を売りにしている会社に依頼するしかない!というお悩みをよく聞きます。

本日はみなさんの依頼先を探すときの参考にしていただきたいと思い、リベロエンジニア開発ディレクターとして活躍する Saki さんに “開発ポリシー” を伺いました。

Saki さん 
2015年 リベロエンジニアにエンジニアとして入社。
2020年 ひょんなきっかけから開発ディレクターに転身し、ディレクター歴3年目。

ー まずリベロエンジニアについて簡単な紹介をお願いします。

リベロエンジニアは、2014年に創業したシステム開発会社です。

エンジニア派遣、受託開発を中心に成長する “高還元 SES” を牽引してきました。今後は、既存事業だけでなく「ビジネスをもっと自由に。」をキャッチフレーズにコンサル部門を春に立ち上げるなど、ゆくゆくはデザイン・コンテンツ作成 他、事業領域を広げ、ホールディングス化していくことにより、さまざまな角度から包括的にサービス提供できるような会社を目指しています。

ー リベロエンジニアの開発ポリシーを教えてください。

以下の3点が当社の開発ポリシーです。

  • 他社よりも圧倒的に速いスピード感
  • 優秀なエンジニアとそれを翻訳するディレクター
  • 「システムはクライアントの資産」という思想

他社よりも圧倒的に速いスピード感


ー 1つ1つ教えてください。

「他社よりも圧倒的に速いスピード感」とは?

リベロエンジニアのスピード感をお伝えするために、まずは組織体制のお話をさせてください。

一般的な受託開発では、クライアント企業にご提案する前に社内で上司に提案を通しますよね。すると社内のしがらみにより、会社都合でブロックされてしまうことも少なくありません。また、社内の関係者が多く、提案内容の確定に時間を要することも多々あります。

一方でリベロエンジニアは、一人ひとりがプロフェッショナルとして仕事を進めているため、明確な指揮命令系統がありません。例えば私が開発ディレクションを担当する場合、代表に提案内容の確認を取りますが、基本的に自社都合で提案内容の変更を余儀なくされることはありません。

だからこそ、リベロエンジニアではディレクターがその案件に対してベストだと思ったやり方をご提案しやすいんです。逆に、私自身がよいと思えないご提案は極力しません。

極力と表現しているのは、システム開発のためには当然クライアントのご予算があり、クライアント・自社・エンジニアなどさまざまなステークホルダーとの調整が必要で、やりたいことの全てを実現できるとは限らず、ステークホルダーと一緒によりよい開発を目指していく必要があるからです。そのため、クライアントとも当たり障りのない関係でディレクションしていくのではなく、信頼関係を築く努力をしています。もし要望をそのまま実現するとユーザーが使いづらかったり、保守性が下がる可能性がある場合は、率直に伝えるようにしています。

もちろん最終的な判断はクライアントに委ねるため、私たちからの提案を強制することはありません。ただ、私たちリベロエンジニアがしがらみなくご提案できる点は企画案のラインナップにも関わってきますし、社内で通す人が少ない=小回りが効く組織という点でも企画・提案までのスピードも速く、リベロエンジニアに発注いただくメリットになると考えています。

優秀なエンジニアとそれを翻訳するディレクター


ー 2点目の「優秀なエンジニアとそれを翻訳するディレクター」について教えてください。

私自身、数年エンジニアとしての経験を積んでいるため、システム化する場合の内部のつくりはある程度イメージできます。一方で、未経験の技術が使われている場合、その技術特有の癖や制約に関しては知見がありません。そのため、クライアントの意思決定のために技術的な情報をお伝えする必要がある場合、まずはエンジニアから技術に関する詳しい説明を受け、議論を重ねます。そして、内容を噛み砕いてクライアントにお伝えします。そうすることで、クライアントにもきちんと納得していただきながら進めていけるよう努めています。

ー Saki さんはエンジニアとどのようなコミュニケーションを取るのでしょうか?

私がエンジニアとコミュニケーションを取る際に大切にしていることは3つあります。

  1. 敬意を持って接する
  2. 目的やゴールのイメージを共有し、その道のりを一緒に考えてもらえる関係性を作る
  3. 答えやすい質問をする

まず、私は元エンジニアなので技術力の高いエンジニアへの憧れがあります。その上で、私がディレクションする案件で実際にシステムを作るのはエンジニア。「決めた通りに作ってください」ではなく、双方向のコミュニケーションを大切にすることで、結果的によりよいものを作れると考えているので、敬意を持って質問や相談をさせてもらっています。

特にエンジニアのアイデアを深掘りしてみると、コスト削減や保守性の向上につながるお宝が眠っていることもあり、そんなお宝を発掘するのもディレクターの仕事の1つだと思っています。とはいえ、エンジニアの本業はあくまでもシステムを作ること。エンジニアに質問する際は、極力知りたいことをシャープにする、回答の選択肢を提示するなどして、エンジニアの負担にならないコミュニケーションを心がけています。

ー エンジニアが親身に情報共有してくれたり、開発ディレクターからの質問に熱心に返してくれるのはなぜなのでしょうか?

技術そのものと技術を磨いていくことが大好きでどんどんレベルアップしていく人が多いからだと思います。私から技術に興味を持って相談すると、楽しそうに説明してくれる人が多く、感謝しかありません!

「システムはクライアントの資産」という思想


ー 最後に「システムはクライアントの資産」という思想について教えてください。

私が携わってきたシステムに 、長期に渡って使い続けられているシステムが多かった背景もあり、この思想に至りました。

そのようなシステムを抱えているクライアントに失礼を承知で「コードがすごく読みづらいんですが、なぜこのような作りにしちゃったんですか?」と聞くと「いやー、30年も使い続けるなんて思って作ってなかったからさ。10年ぐらいで使わなくなると思うじゃん。」と言われることがありました。

1つのシステムをそんなに長く使い続けられるのは、裏を返せばその企業がずっと発展し続けてきたということなので、それ自体は大変喜ばしいことだと思います。

ただ、私が思ったのは「リベロエンジニアが携わるシステムがこの先も長く使い続けられるのだとしたら、外見が美しかったり使いやすかったりするのはもちろん、保守・メンテナンスが楽にできて、初めてそのプログラムを見た人にもできるだけ美しいと思ってもらえるものにしたい」ということです。

例えば大金をはたいて新築で家を建てたときにパッと見はすごく素敵だけれども、見えないところが適当に作られているとすごく嫌じゃないですか?

システム開発もそれと一緒だと思っていて、美しいコードを書かなかったとしても見た目の美しさを実現できてしまうんですが、もっとシンプルな設計があるのになと思うことは多々あります。リベロエンジニアが提供するシステムはクライアントの資産になるものだから、やっぱり細部にもこだわりたいというのが私たちの考えです。

ー 「システムはクライアントの資産」という観点、すごく納得感あるお話しです。

なので、もし長く使い続けられる資産になるという前提で開発費用が上がるならば、そのこともしっかり伝えています。

「最小限のコストで開発したものをリリースし、徐々にメンテナンスしていくという考え方なら A 案でいきましょう。でも、長期的に使い続けることを考えて、メンテナンスしやすくしたいのであれば、少し値段は張りますが B 案にした方がいいと思いますよ」なんて会話も率直にします。

ー リベロエンジニアが大切にする3つの観点について教えていただきありがとうございました。最後にリベロエンジニアに発注を検討している企業へのメッセージをお願いします。

リベロエンジニアがまず大切だと考えているのは「クライアントが実現したいことを実現できること」です。例えば、システムの運用フローを考えると、クライアントが想像しきれていないことも往々にしてあります。それに対して私たちが先手を打って、不足する機能やより使いやすいシステムをご提案してシステムを完成させていきます。そして同時に、最もよい状態で完成させたいと考えています。表向きはクライアントの思い通りのものになっているけれども、裏側のコードが汚かったり…それはつまり保守性が低かったり、継続的なメンテナンスが大変だったりするんですが、そんなものは作りたくないんです。完成したシステムはクライアントの資産ですから。
このような思想に興味を持っていただけましたら、ぜひまずは当社にご相談いただきたいと思っています。ご相談ベースでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

※ 本ページの画像について、事前の許諾なく無断で複製、複写、転載、転用、編集、改変、販売、送信、放送、配布、貸与、翻訳、変造などの二次利用を固く禁じます。

クオリティチェック/田代 彩乃
取材企画・協力/世界線株式会社

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