レガシー業界のDXにおける最初の一歩、デジタル化のスタートラインとは?
2024.03.21
本記事では、DX プロジェクト初心者の方向けに、DX プロジェクトの立ち上げ時に考慮すべき3つのポイントをお伝えします。
<この記事の対象者>
・具体的な DX プロジェクトの立ち上げに悩んでいる人
・取り組みテーマが複数あり、何から手をつけるべきか悩んでいる人
・DX プロジェクト成功のためのポイントを知りたい人
リベロエンジニアはこれまで、DXプロジェクトのコンサルティングから具体的な開発まで、規模の大小問わずにさまざまな支援をしてきました。お客様の課題として多いのが、「そもそもDXを進めるにあたり、何から手をつけるべきかわからない」「どのように進めるべきかわからず不安」という声です。
その原因の多くは、プロジェクトの目的と優先順位の付け方が分からずにいることにあります。
成果の出ない施策に時間やコストをかける前に、まずは全体像や重要な考え方をインプットし、正しいDXのステップを理解しましょう。これから DX プロジェクトを開始したいと考えている方、初めて DX プロジェクトにアサインされて困っている方はぜひご一読ください。
また、リベロエンジニアではこれまで数々の支援実績を持つ経験豊富なコンサルタントがDXプロジェクトの戦略立案〜施策実行まで支援しています。DXを推進するにあたって課題がある方はお気軽にご相談ください。
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DX のスタートライン
本来的なスタートラインは「DXの目的設定と現状把握」です。
ここでは、すでに現状把握が終わっており、どの施策(課題解決)から実施すれば良いか?、どのように社内の関係者を巻き込んで行けば良いか?という観点をスタートラインとして考えます。
DXの目的と優先順位
DX プロジェクトにおいては、DXの目的設定⇒現状把握⇒施策立案と進めるのが一般的です。しかし、プロジェクトが進むごとに「あれもやりたい」「これもやりたい」「これはやらないとダメ」と、取り組むべき施策(課題解決)が増えることが多く、推進に悩む担当者も少なくありません。そんなときには、改めて「DX の目的」に立ち返りましょう。
目的に立ち返ることで優先順位を決めるための、以下の項目が見えてきます。
・施策の実行完了時期
・施策の投資額
・実行による効果の大小
・施策に必要なメンバー数
・施策に必要な情報等
優先順位の決め方
目的に立ち返ることで取り組むべき課題を洗い出せたら、以下のような比較表を作成し、優先順位を決めていきます。
こちらをもとにやるべきこと、やらないことを決定し、必要に応じてメンバーも巻き込んでいきます。
まとめ
困ったときには、必ず目的に立ち返りましょう。その上で、やるべきこと、やらなくてもいいことを比較表などに一覧化すると、実はやらなくても良いことが見えてきたり、取り組むべき優先順位順が見えてくるようになります。
また、外部に相談することで社内では気がついていなかった視点を得られることもあります。
リベロエンジニアでは、業界や業種を問わず、柔軟に費用感やスケジュールに応じた相談が可能です。具体的な相談内容だけでなく壁打ちからでも、お気軽にお問い合わせいただけます。他社では難しいご相談にも、少数精鋭のコンサルタントが一気通貫で対応いたします。
ご相談受付中
リベロエンジニアでは、DX プロジェクトのメソッドや具体的な推進方法について、ご相を受け付けています。お気軽にご相談ください。
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この記事の著者
株式会社リベロエンジニア
総合コンサルタント:プリンシパル
森本 晃弘
連結会計コンサル、AO機器メーカーでの PM、SIer での新規事業企画、コンサルティングファームを経てリベロエンジニアでコンサルティング事業を立上げ。多数の顧客に、新規事業開発、DX、業務効率化等を実施。経営コンサルタント唯一の国家資格の中小企業診断士でもある。
最も得意なことは「予算やスケジュール、プロジェクトの難易度により他社では断られてしまうようなプロジェクトを推進し、成果を出すこと」。これまで行政、製造業、運輸業、情報通信業 他、大小問わず携わってきた経験を持ち、それらのさまざまな専門領域の知見か