会社のためじゃなく、自分らしさを発揮する。リベロエンジニアの働き方
2025.09.09
企業にとって「社員」は最も重要な存在のひとつです。なかでも近年は「働き方」や「エンゲージメント」が注目され、どのように一人ひとりが力を発揮できる環境をつくるかが大きなテーマとなっています。
リベロエンジニアでは、社員の大半を占めるエンジニアが離職する割合は5%以下。必ずしも数字だけで良し悪しを判断できるものではありませんが、社員が自分らしく働ける場所づくりに力を入れてきた結果とも言えます。
今回は、こうした環境づくりの背景にある、リベロエンジニア代表・金子周平の考えを紹介します。
社員は会社の「部品」ではない。いかにその人が輝けるかが大事
僕は経営者として、「その人だからこそやれる事」を大切にしています。
たとえば、「フロントエンジニア」というポジションで作業を限定して人を探した場合、その作業ができる人は見つかるでしょう。でも言ってしまえば代わりが効く。
極論を言えば、一定のパフォーマンスであればその作業自体は誰が行なってもいいからです。
それってめちゃくちゃもったいないと思いませんか?
だったら、その人だからこそできる“代えが効かない”ポジションを割り当てます。
企業が人材を採用するとき、どうしても「スキルがマッチしているから」といった紙(職務経歴書)の上の要件で人を見がちです。
でも、それだけでは本当の価値を見落としてしまうと思っています。
一見、同じスキルを持っているように見えても、その人の背景や経験、考え方は一人ひとり違います。
だからこそ、その人にしか生み出せないスキルがある。僕はそこにこそ価値が眠っていると思っています。
社員にとっても会社にとっても想定外のことが起きる可能性がある
「この人に任せたら想定外のことが起きるかもしれない」――そんな期待を持ちながら仕事を任せることがあります。
実際に、思いもよらない成果が生まれることもありました。
それは、その人だからこそ生み出せるパワーが最大限に発揮されたからだと思っています。
もちろん、すべてが成功するわけではありません。
けれどその“想定外”にこそ、会社が新しいステージに進むヒントが隠れていると感じています。
アイデンティティを貫けるからエンゲージが高まる

リベロエンジニアの働き方の根底にあるのは、会社の中の一員としてではなく、「つねに自分でいること」です。
会社で与えられたキャラクターを押しつけられるのではなく、自分自身のアイデンティティを生かして働くということ。
エンジニアだけでなく社員ひとりひとりが「一意」の存在で重複はしません。
その人でなければできない仕事を発揮することで、エンゲージメントが高まっていくんだと思います。
自由と責任のあいだに生まれる苦しみもある
ちなみに、アイデンティティとは、「自分がどうありたいか」という自己認識のことを指しますが、人はどういうときにもがき苦しむかと言えば、やっぱり自己の確立ができない場面に遭遇したときだと思うんです。
たいていの企業であれば、その矛盾を抱えながら奮闘しなければいけないため、つらくなってしまうのは当然のことです。
では、アイデンティティがマッチしていると楽なのかと言われれば、そうではありません。
ここにも、苦しさは伴います。
なぜなら、常に自分自身との闘いがあるからです。
自分自身と対話し、もがき苦しんだ先に、徐々に自由が生まれていくんです。
自由と言えば、人によっては何をやってもいい天国だと勘違いしたりして、だから全員がその働き方が合っているわけじゃないことも分かっています。
リベロエンジニアには、自分と向き合い、常に挑戦を続けてきたエンジニアたちが残っているんだと思います。
フリーランスと正社員のいいところ取りを目指して
社員に対するこの考えは、創業当初からずっと一貫しています。
まだ弊社がオフィスを持たず、コワーキングスペースを借りて活動をしていたとき、周りには、個人で活躍する優秀なプレイヤーばかりがいたんです。
フリーランスで活躍し、全員ビジョンをしっかり持っている人たちばかりでした。
一緒にビジネスをやることになったら、すごい力を発揮することもあって、お互いに依存せずにそれが成立していました。
それをリベロエンジニアで実現したいというのがずっと理想でした。
それなら、みんなフリーランスで勝負すればいいのでは?と思いますが、フリーランスという働き方は、セーフティネットがないのが弱点です。
そこで僕がつくった場所は、社員でありながらも、フリーランスの自由さを生かせること。それがリベロエンジニアの働き方として成立して、今に至ります。
もちろん何かに悩んだら、会社なので、いつでも相談できる環境にあります。
ひとりの責任や自由は伴うけど、仲間はたくさんいます。
もしこの記事を読んで、共感してくれる人は、一度カジュアルに話してみませんか?
お待ちしています。