エンジニアが筋トレにハマりやすい理由を、元航空自衛官に聞いた!
2025.10.01
リベロエンジニアには筋トレに励むエンジニアが多く所属します。エンジニアの仕事と筋トレは関係があるのでしょうか。今回は元航空自衛官であり、 “マッスル藤波”の異名を持つ、リベロエンジニアのエンジニアである藤波大祐さんに、その背景と考え方を聞いてみました。(聞き手:リベロエンジニア広報担当、小野)
仕事の合間を縫って自重トレーニングするのが日課
(藤波大祐さん/元航空自衛隊。リベロエンジニアの社員でありながら、ユーザ事業者向けにIT&クラウド導入の支援と、スマホ&PCゲームの開発提供を行う“藤波製作所” 代表)
小野:藤波さんはすごい肉体の持ち主ですね! 普段からかなり鍛えているんですか?
藤波:最近は忙しくて、正直ゴリゴリに鍛えられているわけではないですが、日課として仕事のすき間時間に腕立てやスクワットなどをやるようにしています。
小野:てっきりジムに行って、ハードなトレーニングをしているのかと。
藤波:ダンベルなどを使うトレーニングは昔はやっていたんですが、ケガのリスクもあるので、今は自重派です。筋トレって道具がなくてもできますから。腕立てやスクワット、家の階段を使ったカーフレイズ(ふくらはぎのトレーニング)など、家のなかでも十分に鍛えられる。手軽に日常に組み込めるから、継続のハードルも低いんです。僕の場合は筋力の維持のために、どんなに忙しくとも最低限のトレーニングは続けるようにしています。
自衛隊で鍛えられた肉体のおかげで今がある

小野:藤波さんはエンジニアになる前は元・航空自衛官だったとのこと。その影響もあって、今も体を鍛える習慣があるのでしょうか?
藤波:それはありますね。びっくりすると思いますが、学生時代はほとんど運動をしてこなかった人間なんですよ。いわゆる帰宅部です。なので、自衛隊に入って思いっきり先輩から“かわいがり”を受けて、体を酷使しました。最初の訓練で体重が一気に10kg落ちたくらいです。
小野:ひええ。
藤波:約3年その環境にいましたが、そういった過酷な状況に放り込まれたことで、自然と筋トレが習慣になって体が作られていきました。いやぁ、人生で一番運動していましたね。ただ、今となっては、もし男にまた生まれ変わるなら、陸上自衛隊でやってみたいなって気持ちはありますね(笑)。
運動習慣がなかったエンジニアが筋トレにのめり込む理由とは?
小野:そういえば、リベロエンジニアには筋トレする人が多いですね。ボディビルの大会に出る人も含めて。一見、エンジニアというこもりがちな職業と、ゴリゴリに鍛え上げる筋トレは、関係が薄いようにも思いますが……。
藤波:僕の考えだと、エンジニアという職業柄、中途半端に終わらせるよりも「とことん極めたい」タイプが多いんだと思います。だから筋トレにしても“趣味”で終わらず、ボディビルの大会に出る人まで出てくるんだろうと。
もちろん運動しているエンジニアって少数派だとは思うんですけどね。でも、エンジニアは引きこもり気質の人も多いし、普段の仕事で人と会話する機会も少なめ。だからこそ、フットサルやボルダリングなど体を動かす場にのめり込む人が出てくるのも事実です。
小野:なるほど、気質としてハマりやすい人が多いんですね。
藤波:エンジニア仲間にボルダリングを勧めたことがあるんですが、最初は「無理」と言っていた人が、30分後には壁をにらみながら夢中になっている(笑)。ボルダリングって、どのホールドを使って登るかを頭で考えて進んでいくスポーツ。この「設計して、挑戦する」プロセスがエンジニアの気質に合うのかもしれませんね。
健康面を考えても筋トレはみんながやったほうがいい!

小野:筋トレって、すぐに結果が出るものでもないので、いかに習慣化して継続できるかが、課題になりますね。
藤波:それは仕事も同じで「小さなことを積み重ねる」しかないんですよ。とはいえ、何の目的もなく鍛える人ってそんなにいないと思っていて、ほとんどの人が「健康」が大きな目的になると思うんです。
エンジニアという職業柄、どうしても長時間座りっぱなしになるので、腰や肩を壊しやすい。それを放っておくと頭すらも働かなくなる。だから「仕事のパフォーマンスを保つために筋トレをする」という行動を起こす人が多いんじゃないでしょうか。
小野:なるほど、健康寿命を考えると、やるきっかけになりますね。
藤波:エンジニアに限らず、研究者や学者さんたちも「最大の敵は自分の健康だ」と言うそうです。成果が認められるまでに10年、20年とかかる世界で、自分が病気や不調で脱落してしまったら意味がないということらしいです。エンジニアも似ていて、長時間パソコンに向かう仕事だからこそ、健康はパフォーマンスの基盤になります。
年齢による体の変化も十分な動機に
小野:藤波さんも、そうしたモチベーションで鍛えているんですか?
藤波:そうですね。40代に差し掛かろうとする年齢になると、肉体の衰えも実感してきます。だから年齢を重ねても「腰痛に負けない体を維持する」という目標は持っています。まだ小さな子どもを抱っこするためにも、これからも元気な父親でいたいという気持ちは強いですね。
小野:私も広報業は基本、デスクワークが多いのと、どうしても40代になると体力面でもついていくのが大変になってくるというのもあり、筋トレは欠かせなくなりました。若い頃は、体を鍛えているムキムキな中高年を不思議な目で見ていましたが、年齢による衰えを感じると、体を鍛えざるを得なくなるというのを実感しています。
藤波:ようこそ“こちら側”の世界へ(笑)。健康寿命を延ばすためにお互い頑張りましょう。
筋トレとエンジニアリング。一見関係なさそうに見えるこの二つには、「健康を守ることが仕事の成果につながる」「徹底的に極める姿勢が共通する」といった接点がありました。
リベロエンジニアには今日もまた、筋トレに励みながら自己を磨き続けるエンジニアたちがいます。
取材・文/リベロエンジニア編集部