【2026年最新】産業用スマートグラスおすすめ5選!現場導入で失敗しない選び方を徹底解説
2026.01.26
スマートグラスはメガネ型のウェアラブル機器で、次世代のDXデバイスとして大きな注目を集めています。 現場や工場では、作業員がハンズフリーで情報を確認でき、リアルタイムでの作業指示やデジタルマニュアルの表示が可能になることで、劇的な効率化とミスの削減を実現します。
しかし、いざ導入を検討すると「さまざまなメーカーがあり、自社に合うものがわからない」「現場の環境に合うのか」といった不安も多いはずです。
この記事では、産業用スマートグラスの基本機能や活用メリット、選び方のポイントから、今選ぶべきおすすめ製品5選を紹介します。用途や目的に合った最適な一台を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
こんな方々におすすめの記事です
・現場のDXを検討しているのが、どのデバイスを選べばいいか迷っている方
・人手不足や人材コストの解消に向け、具体的な解決策を探している方
・自社の環境課でも安定して動くデバイスを知りたい方
・スマートグラスの導入だけでなく、現場に合わせたアプリ開発も視野に入れている方
\リベロエンジニアが開発したスマートグラスDX/
産業用スマートグラスとは?

スマートグラスとは、レンズ越しにデジタル情報を重ねて表示(AR/拡張現実)できるウェアラブルデバイスです。 一般的なコンシューマー向け製品と異なり、産業用スマートグラスは、製造ライン、物流倉庫、建設現場といった「現場」での使用に特化しています。
最大の特徴は、「情報の視覚化」と「完全ハンズフリー」の両立です。PCやタブレットを持ち歩くのが難しい現場において、装着するだけで必要な情報を目の前に呼び出せるスマートグラスは、現場作業のあり方を根本から変えるツールとして期待されています。
スマートグラスができること・導入のメリット
スマートグラスを導入することで、具体的にどのような課題が解決できるのでしょうか。主な4つの機能を解説します。
遠隔作業支援
現場の作業員が見ている映像を、離れた場所にいる熟練者とリアルタイムで共有します。熟練者はオフィスにいながら的確な指示を送れるため、移動時間の削減やトラブルの早期解決につながります。
デジタルマニュアルの表示
作業手順書や図面をスマートグラス越しの視界に表示します。両手が自由に使えるため、マニュアルを確認するために作業を中断する必要がなくなり、生産性が向上します。
音声操作によるハンズフリー化
多くの産業用モデルは高度な音声認識を搭載しています。手が汚れている、あるいは手袋をはめていて物理ボタンが押せない状況でも、声だけで操作を完結できます。
動画や静止画による記録保存
作業の様子をカメラで撮影し、そのままエビデンスとして保存可能です。熟練者の視点を記録することで、教育用コンテンツとしての活用も進んでいます。
産業用スマートグラスおすすめメーカー5選
ここでは、リベロエンジニアがセレクトした、今導入すべき主要機種を詳しく紹介していきます。

RealWear Navigator 520は、現場作業員の働き方を変えることを目的に設計された産業用スマートグラスです。頑丈な筐体と長時間駆動バッテリーにより、1日を通してハンズフリーで作業を行えます。
防水・防塵はIP66に対応し、粉塵が舞う製造ラインや水しぶきのかかる設備点検でも使用でき、約2m落下に耐えるMIL-STD-810H準拠の耐衝撃性を誇ります。マイナス20度から+50度までの幅広い温度帯で動作するため、寒冷地や高温環境の保守作業にも対応可能です。
高度なノイズキャンセルにより、100dBクラスの騒音下でも音声操作が可能で、高所作業など危険な場所での作業や手が汚れる作業、両手が離せない作業の最中でも、作業を止めずに操作できます。騒音環境下でも、音声で外部とやり取りできるのも強みです。
また、追加のモジュール・アクセサリーが豊富なのも特徴です。
- サーマルカメラ
- ホットスワップ対応バッテリー
- ヘッドバンド
- ヘッドマウント
- Probuds(シリーズ専用の防爆性イヤホン) など
豊富なモジュール・アクセサリーにより、多様な現場へ柔軟に適合できるスマートグラスです。
NTTドコモ|MiRZA(ミルザ)

NTTドコモのMiRZAは、スマートフォンと無線接続できる軽量スマートグラスです。
有線接続が多いスマートグラスの中で、完全なワイヤレスモデルのため、工場や現場での作業中や異動の際に、引っかかりや断線を気にせず快適に使えます。メガネのような形状なので、違和感なく装着・使用しやすいでしょう。
最大の特徴ともいえるのが、6DoFと空間認識機能により、壁面や床面を検知し、3Dコンテンツを立体表示できることです。視界に映る複数の大画面を任意の位置に配置・固定できるので、画面酔いを抑えつつどこでも作業環境を構築可能です。
大阪・関西万博では大阪大学とNTTコノキューの共同プロジェクト「メタバース外科手術」を展示し、XRグラスで骨切りデータをAR表示しました。この技術は、技術者の手元をリアルに体験できる動画マニュアル作成にも活用可能です。
また、リアルタイムでの翻訳・文字起こしが可能でコミュニケーションも支援してくれます。外国人従業員がいる現場や海外施設でも活用しやすいデバイスです。
Vuzix|Vuzix M400

Vuzix M400は、人間工学に基づいた使いやすいデザインで、単眼ディスプレイと基盤に組み込まれたプロセッサ、大容量内蔵ストレージ、録画機能、無線接続機能を備えています。
Android 11を搭載しているため、アプリストアにある既存のアプリを使用可能。カスタム開発も容易なため、自社の作業内容や環境に合わせたオリジナルのアプリを作成することもできます。
操作はタッチパッドのスライド・タップ、物理ボタン、ジェスチャー、音声と直感的です。複数の操作方法があることにより、どのような作業環境でも扱いやすくなっています。トリプルノイズキャンセリングマイクとスピーカーを内蔵し、IP67防水防塵仕様で、騒音環境下や屋外でも活躍します。
また、眼鏡やヘルメットの上から装着可能で、外部バッテリーは容量が異なる3種類(750mAh/3350mAh/4800mAh)が用意されており、使用環境にあわせた容量を選択可能です。
Microsoft|HoloLens 2

MicrosoftのHoloLens 2は、現実世界にデジタル情報を重ねて表示する「複合現実(MR)」体験の最先端をいくデバイスです。
シースルーの両眼ディスプレイを採用し、目の前の空間に3Dホログラムを固定表示できるのが最大の特徴です。視線や手の動きを認識するハンドトラッキング機能により、まるで目の前にある実体に触れるかのようにホログラムを直感的に操作可能。高度な深度センサーで周囲の空間をリアルタイムにマッピングするため、物理的な壁や机の上にデジタルコンテンツを正確に配置し、現実とバーチャルが融合した高度な作業環境を構築できます。
この技術は、建築現場での施工シミュレーションや製造ラインでの複雑な組立支援、さらには医療現場での手術トレーニングなど、精密な3Dデータの可視化が求められる現場で真価を発揮します。 頭部に均等に重さが分散される人間工学に基づいた設計により、長時間の着用でも疲れにくく、バイザーを跳ね上げるだけで即座に現実世界へ視界を戻せる利便性も備えています。
Epson|MOVERIO BT-45CS

EpsonのMOVERIO BT-45CSは、エプソン独自の「シリコンOLED(有機EL)ディスプレイ」を搭載し、高コントラストで鮮明な映像を映し出すことができる両眼シースルー型のスマートグラスです。
左右独立したディスプレイにより、外部光の干渉を受けにくいクリアな視界を提供。高精細なCADデータや詳細な回路図、遠隔支援時の微細な映像指示など、細部までの正確な確認が必要な作業において圧倒的な視認性を誇ります。USB Type-Cで接続する専用コントローラーは、落下強度1.2mやIP54準拠の防塵防水性能を備えており、ハードな現場環境下でも安定して動作します。
製造現場での検査・検品作業や設備保守点検、熟練者による高精度な遠隔指示など、日本メーカーならではの信頼性が求められる現場で広く活用されています。 眼鏡やヘルメットの上からもスムーズに装着できるシェードパーツが同梱されており、使用環境や作業者のスタイルに合わせた柔軟なフィッティングが可能です。
\リベロエンジニアが開発したスマートグラスDX/
スペック表では見えない「失敗しないための選定基準」
スマートグラスの導入において、カタログスペックの比較だけで機種を決めてしまうのは危険です。高価なデバイスを「現場の置物」にしないために、実運用を見据えた4つの重要ポイントを解説します。
「単眼」か「双眼」か。作業内容と安全性のバランス
まず検討すべきは、片目(単眼)か両目(双眼)かという形式です。これは「作業の安全性」に直結します。
・単眼型(例:RealWear Navigator 520、Vuzix M400)
スマートグラス越しの視界の端に情報を表示するため、実空間の視界をほとんど塞ぎません。移動が多い現場や、高所作業など周囲の状況を常に確認しながら動く必要がある現場に最適です。「必要な時だけチラッと見る」という、カーナビのような使い方が得意です。
・双眼型(例:NTTドコモ MiRZA、Microsoft HoloLens 2、Epson MOVERIO)
両目に情報を映し出すため、より大きな画面や3Dホログラムを視界に固定して表示できます。複雑な組立図面をじっくり確認したり、HoloLens 2のように空間に3Dモデルを配置して直感的に操作したりする作業に向いています。
どちらが優れているかではなく、「作業員の視界をどれだけ確保すべきか」という安全管理の観点から選ぶのが、失敗しないコツです。
「通信環境」と「オフライン動作」の確認
スマートグラスの真価は遠隔支援やクラウド連携にありますが、製造現場や地下、冷凍倉庫内ではWi-FiやLTEが届きにくいことが多々あります。
・通信が途切れても、音声操作やマニュアル表示が維持できる「オフライン対応」のアプリが動くか。
・通信が必要な場合、現場のネットワークインフラ整備にどれだけのコストがかかるか。
これらを事前に協議しておくことで、「導入したけど、自社の環境では電波がなくて動かない」という事態を防げます。
動作環境の「実効温度」とバッテリーの関係
また、動作を確実にするため、温度とバッテリーカタログに「マイナス20度対応」とあっても、それは「動く」ことを保証しているだけで、「長時間快適に使える」こととは別問題になります。
・極低温下: 冷凍倉庫など極端に温度が低い環境だとバッテリーの消耗が急激に早まります。予備バッテリーを温めながら運用できるか、あるいは「ホットスワップ(電源を切らずに交換)」ができるかが鍵となります。
・高温下: 夏場の屋外や高温の工場では、デバイス自体が熱を持ち、安全のためにシステムが強制シャットダウンすることもあります。自社の現場の「最高・最低温度」を前提とした機種選定が必要です。

装着感と「現場スタッフの納得感」
最後にして最大のポイントは、実際に使うスタッフの「装着感」です。数値上の「軽さ」よりも、以下の点が重要になります。
・自分の利き目側にディスプレイを配置できるか
・メガネや保護メガネ、ヘルメットと干渉せず、1時間以上着けていても耳や鼻が痛くならないか。
現場のスタッフにデモ機を使ってもらい、「これがあれば仕事が楽になる」という手応えを得るプロセスこそが、導入成功の最短ルートです。
スマートグラス導入はリベロエンジニアにお任せください

産業用スマートグラスは、ハードウェアを購入しただけで魔法のように現場が改善されるわけではありません。そのデバイス上で動く「現場に最適化されたソフトウェア」と「運用の知恵」があって初めて、投資対効果(ROI)が得られます。
リベロエンジニアは、スマートグラスDXソリューション「Libero Sight™(リベロサイト)」のアプリケーションを開発しました。
私たちは単なる販売店ではなく、現場の課題を深く理解し、それに応じたアプリ開発や基幹システム連携を得意とするエンジニア集団です。 「自社専用の音声コマンドを作りたい」「暗所や騒音下でも確実に動くシステムが欲しい」といった、カタログスペックだけでは解決できない現場の悩みに、伴走型で対応いたします。
スマートグラスで現場の未来を創りたい。その想いを形にするために、まずはリベロエンジニアにご相談いただけませんか。 2月12日〜13日の「ロジスティクスソリューションフェア2026」では、実機のデモとともに私たちが直接お話を伺います。皆様が描く未来の現場像を、ぜひブースでお聞かせください。
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