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「ユーザーと開発の通訳」として。文系出身エンジニアがディレクター転身で見つけた、自分らしい貢献の形

2026.03.06

カテゴリー:働き方

「技術へのこだわりが強くなければいけない」――そんなエンジニア像に疑問を感じていたM.Mさん。リベロエンジニアへ入社して6年10か月、現在は開発ディレクターとして、ユーザーと開発チームを繋ぐ「通訳」のような役割で唯一無二の存在感を発揮しています。

今回の社員インタビューでは、文系出身、Mさん本人曰く「流されるまま」というキャリアの裏側にある、確かな適応力と仕事への向き合い方について紹介します。

文系だけど「ITなら事務でもいいかな」から始まったキャリア

(M.Mさんプロフィール/リベロエンジニアに入社して6年10か月。現在は開発ディレクターとして活躍。文系学部卒業後、新卒でIT業界へ。金融・公共系の保守開発を経験後、リベロエンジニアへ。現在は人材派遣会社のシステム保守開発においてディレクター職を担う。趣味は音楽ライブ、ゲーム実況を観ること、旅行)

――M.Mさんはエンジニアとして10年以上のキャリアをお持ちですが、もともとは文系のご出身だとか。

M.M:そうなんです。大学では英文学を専攻していました。就職活動があまりうまくいかず少し休んでいた時期に、大学のキャリアサポートから紹介されたのが前職のIT企業でした。「IT業界だけど、事務職で入れればいいかな」くらいの軽い気持ちでOG訪問をしたのが始まりです。

――最初は事務志望だったのですね。

M.M:はい、けれど入社研修で「営業も事務もプログラミングをやる」という方針だったので、言われるがままに私もやることになりました。やってみると意外と飲み込みが早かったんです。文系出身だからか、プログラミングも一種の「言語(文法)」だと捉えられたのが良かったのかもしれません。

その後、配属先の都合で「開発やってみる?」と会社から言われ、「じゃあいっか」と、流されるがまま(笑)。金融や公共機関のメインフレーム(基幹システム)の保守開発を4年ほど担当しました。これが結構楽しくやれていたので、「意外と私、ITものづくりが向いているのかも」と思いましたね。

――かなり適応能力が高めですね(笑)。

M.M:比較的そうなんだと思います。悪く言えばこだわりがないとも言えますが、好奇心は強いほうですし、目の前にあること対して後ろ向きには捉えず、少しでもよくできることを考えていますね。

金子社長のX(旧Twitter)で見つけた、新しい選択肢

――そこから転職を決めたきっかけは何だったのでしょうか?

M.M:職場の体質もあるのか、使っている言語も古く、このままでは将来が見えづらいと感じるようになりました。でもプログラミングそのものは楽しかったので、どうせ転職するなら、新しい言語に挑戦したり、ステップアップをしたいと思いました。

そんな時、以前からフォローしていた代表の金子社長のtwitter(現X)を思い出したんです。カジュアル面談を経たエンジニアの採用を積極的にやっていて、いつか転職するときのためにと思って、頭の片隅に入れていました。いざ転職活動を始めたときに、「今までにない会社っぽいし、カジュアルなんだったら話すだけ話してみようかな」と連絡してみたのがきっかけですね。

――カジュアル面談でのリベロエンジニアの印象はいかがでしたか?

M.M:他の会社もいくつか受けていたんですが、ほとんどは「今のスキルをベースに伸ばそう」という提案が多かったんです。一方で金子社長はスキルチェンジの道を具体的に示してくれました。Javaを触ってみたい希望を汲み取ってくれて、これまでにない距離感の近さと、ざっくばらんな社風に惹かれてリベロエンジニアへの入社を決めました。

「開発か、運用管理か」——あえて選んだ未経験のディレクション業務

――現在はどのようなプロジェクトに関わっていますか?

M.M:人材派遣会社の社内システムの保守開発プロジェクトに携わって4年5か月ほどになります。立ち位置は「開発ディレクター」です。 実は、今の現場に入る前に、「開発メンバー」か「運用管理チーム」か、好きな方を選んでいいと言われたんです。運用管理側は女性比率が高いと聞き、「それなら馴染みやすいかも」と飛び込んでみました。

――ディレクター業務は初めてだったそうですね。

M.M:はい。最初は「上流工程の端っこかな」くらいの認識だったのですが、実際はがっつりとユーザー側のディレクションでした。ユーザーの「こうしたい」をヒアリングして要件を整理し、開発チームに渡したり、スケジュールを調整したり。今では1日中30分刻みで会議が入るほど、コミュニケーションが中心の毎日です。

文系出身だからこそできる「ユーザーと開発の通訳」

――エンジニアの中には、調整業務を苦手に感じる方も多いと聞きます。そこでもMさんのチャレンジ精神がうかがえます。

M.M:私の場合は、意外と苦じゃなかったんです。むしろ、自分が「技術ゴリ押し」のタイプではないからこそ、強みが発揮できていると感じます。システムがわからないユーザーさんと、技術の論理で動く開発チーム、私はその間に立つ「通訳」だと思っています。難しいことをイメージしやすい言葉で伝えたり、要件定義の段階で起こりそうな問題を未然に防ぐことが重要な仕事です。

また、社会人になりたての頃に技術用語で苦労した経験があるため、ユーザーの気持ちに寄り添える点も自分の強みだと考えています。文系出身だからこそ、難しいことを噛み砕いてわかりやすく伝える力が今の仕事に生きていると感じていますね。

大規模プロジェクトの停滞を「整理」で動かした達成感

――ディレクター業で特に印象に残っているエピソードを教えてください。

M.M:以前、大規模プロジェクトが中断してしまい、再開時に前任のディレクターが退職していてドキュメントも散乱、現場が混乱していたことがありました。 正直大変な状況でしたが、私は引き継ぎ内容に固執せず、一旦「今の業務にとって何が正解か」をゼロベースで整理し直すことにしました。半年以上かけて立て直し、大きな障害なく本番稼働させたときは、チーム全体で大きな達成感がありましたね。

――果敢に困難なことも挑み続ける。そのモチベーションはどういったところにあるのでしょうか?

M.M:「よーし、頑張るぞ」というめちゃくちゃ気合いを入れているわけではなく、「わからなくなったら聞けばいい」「一通りやってみて、せめて使える人間にはなろう」と、あえて自分のなかでハードルを低くしているからこそ、挑めるのかもしれません。

推し活とメリハリ。人生を楽しむための「ほどよい距離感」

――リベロエンジニアに入って、プライベートに変化はありましたか?

M.M:年収が上がり、奨学金を早期返済できたのは大きな変化でした。うれしくてお礼もかねて報告をしたら、金子社長もすごく喜んでくれて。また、私が結婚したときもお祝いをいただきました。

でも、決して距離が近すぎるわけじゃない。リベロエンジニアは、「現場の仕事に注力して成果を出せばOK」というスタンスなので、社内イベントの強制参加もなく、個々のペースを守れるんです。だから顔を合わせる頻度は低いけど、私としてはそのぐらいの距離感がほどよくて心地いいと感じます。

――プライベートではどんな趣味があるんですか?

M.M:私生活では「推し活」を全力で楽しんでいます。学生時代から音楽ライブに行くことが好きで、椎名林檎さんや東京事変のライブを観に行ったり、イベントを口実に遠出しておいしいものを食べに行ったりしています。何かを推していないと人生楽しくないって感覚がありますね。このメリハリがあるからこそ、仕事も頑張れるんだと思います。

――最後に、今後の目標を教えてください。

M.M:「開発ディレクター」としてのキャリアをさらに深めていきたいです。業種が変わっても、この「調整力」と「整理する力」があれば信頼を得られるという自信がつきました。 リベロエンジニアは、自分が「こうしたい」と言えば、それを尊重して環境を探してくれる会社です。自分の意志を持って、柔軟に働きたい人には最高の環境だと思います。

<取材・文/リベロエンジニア広報部> 

この記事を書いた人

リベロエンジニアの「今」を届けるストーリーテラー。サイト運営から取材、執筆までをワンストップで手掛ける。 単なる情報発信にとどまらず、エンジニア一人ひとりの背景にある物語を丁寧に紡ぎ、サービスの魅力と「リベロらしい働き方」を世に広めるべく奔走中

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