はじめましておひさしぶりですこんばんわ
リベロエンジニアで社員しながら、藤波製作所で個人事業主（代表）という活躍の機会をいただいている藤波です。
今回「藤波君だけイロモノすぎない？」と お叱り ありがたいお言葉 を頂いたので、たまにはまじめに投稿しようかなと思います。

AWS Certified DevOps Engineer – Professional 認定を更新しました。

合格の感想

ずばり出題する問題の内容が知りたいあなたへ

どんな問題が出るか？は守秘義務契約があるので教えられません。
いや、そもそも、AWS認定は概念系じゃなくて要素技術系の認定やぞ。
疑似問題だけやってお茶濁しても仕事で苦労するだけやで（鼻ホジ

DOPとは？

概要

さて、DOP（DevOpsProfessional）。AWS が DevOps 技術者に求めるのは

AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナルは、AWS プラットフォーム上の分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、管理に関する技術的専門知識を示し、仲間や関係者、お客様からの信頼と信用を強化するものです。これらの適格なプロフェッショナルがいる組織は、安全でコンプライアンスに準拠した、高い可用性とスケーラビリティを持つシステムを迅速に提供することができます。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-devops-engineer-professional/

とのことです。つまり「開発・運用・品質をイイカンジにしてくれる人」と理解しておけばいいと思います。

要求されるレベル感

• AWS 上で（WEB）アプリケーションを乗せる仕組みを考え、実装し、維持運営できる経験値
• 要件の洗い出し、システム設計の経験値（一番大事）
• AWS のセキュリティに関連するサービスの基礎知識
• アソシエイト級の知識・認定を保有している（SAA、DVA、SOAを保有していると合格が速い）

上記があるといいかなと思いました。
細かいことは試験ガイド見てくれ

変更点の確認

DOP は試験バージョンが更新されました。
まずは試験の変更点を確認しましょう。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/updated-aws-certified-devops-engineer-professional-registration-now-open/
抜粋した内容を確認してみます。

> AWS Certified DevOps Engineer – Professional の具体的な変更点
> （訳注：以下の項番は各試験ガイド内の試験範囲の項目に対応しています）
>  DOP-C01「2.3 — リソースプロビジョニングのオートメーションにセキュリティの概念を適用する 」：これは DOP-C02 の第 6 分野（セキュリティとコンプライアンス）に移動し以下に細分化します
> 6.1 – Identity and Access Management の手法を大規模環境に実装する
> 6.2 – セキュリティコントロールとデータ保護のオートメーションを適用する
> 6.3 – セキュリティモニタリングおよび監査ソリューションを実装する
> DOP-C01「3.4 – タグ付けやその他のメタデータ戦略の実装方法を決定する 」：DOP-C02 ではタグ付けとメタデータはすべての分野で効果的な戦略であるため、ひとつの分野に制限しません
> DOP-C01「第 4 分野 – ポリシーと標準のオートメーション 」：これは DOP-C02 の第 2, 3, 4, 6 分野に移動します
> DOP-C01「第 6 分野 – 高可用性、耐障害性、災害対策 」：これは DOP-C02 の第 3 分野（耐障害性の高いクラウドソリューション）に移動します
> DOP-C01 で範囲外としていた「データスキーマの正規化」は、DOP-C02 では範囲内となります

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/updated-aws-certified-devops-engineer-professional-registration-now-open/

なるほど

• 変わった部分
  • データスキーマの正規化
• よく見たら重要度が動いただけで、大きくは変わってない部分
  • セキュリティが細分化された。
  • 既存の分野が統合された。

という見方ができました。
もうちょっと見てみましょう。

学習リソースの確認

今度は AWS の試験ガイドを確認し、学習リソースに何があるか見てみましょう。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-devops-engineer-professional/

大本命を見に行きましょう。

「試験準備標準コース: AWS Certified DevOps Engineer – Professional」
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/16352/exam-prep-standard-course-aws-certified-devops-engineer-professional-dop-c02-english

上記は AWS が無料で提供している学習リソースのうち、試験対策として提供している学習リソースの１つです。
これを見ておけば、だいたい資格を取得できます。
しかし今回残念なことに、本コースは 英語版のみ の提供でした。
※日本語版の提供が2023年10月末時点でありませんでした。
本命が使えないので、他のガイドを確認しましょう。

使用すべき学習リソースの一覧

こちらのガイドから、学習すべき事項を発掘しましょう。

①AWS Certified DevOps Engineer – Professional 試験ガイド
https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-devops-pro/AWS-Certified-DevOps-Engineer-Professional_Exam-Guide.pdf

②Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional (Japanese)
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/117/exam-readiness-aws-certified-devops-engineer-professional-japanese-sub-ri-ben-yu-zi-mu-ban

③BlackBelt
読むべき資料を優先度の高い順番にしてみました。
1.1. Codeシリーズ（commit,build,deploy）
1.2. CloudFormation
1.3. CloudWatch
1.4. DB(RDS、DynamoDB、ElastiCache)
2. ControlTower
3. S3
4. KMS
5. SystemsManager
6.IAM
7.Organizations

④ハンズオン
まずはマニュアルにあるハンズオンの内容でいいと思います。
BlackBelt の項目にある各種サービスを実際に動かしてください。
慣れてきたら個別でいいので

• CI/CD
• IaC
• 監査機能
• デプロイ方式
• 暗号化（サーバサイド、クライアントサイド）
• ロギング戦略
• クロスアカウント

各カテゴリの運用機能を保有・意識した設計・構築をしてください
③と④は Qiita と内容はあんまり変わらないかな。

つまり

• 試験ガイド読め
• BlackBelt 読め
• 公式試験対策動画見とけ
• 試験ガイドに記載のある AWS サービス使いまくりやがれ

これ以外のアドバイスはないです。

試験本番で気を付けること

3時間という長丁場なので、50分に1回くらいの頻度で休憩を挟むのが精神衛生上いいかもしれません。
気を付けなければいけないのは、休憩時間中も試験時間は進行する点にご注意ください。
試験中にウンコに行きたくなったらゲームオーバーです。
試験は試験前から始まっています！！！！！！！

スコア

ところで、気になる藤波選手のスコアですが

はい。

ギリギリで草。

リベロエンジニアにはラーメン屋に行く感覚で AWS 認定とる変態が居るらしいです。
気軽にカジュアル面談に応募ください。
現場で待ってます。