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採用

自由な社風だから、自分の価値を高め続けられる人には良い。刺さる人には刺さる会社【エンジニア K.S さん】

K.S さん

  • 2019年4月:Twitterの繋がりからリベロエンジニアへ入社
  • 2019年4月~2019年6月:国内大手自動車会社様 システム設計案件参画
  • 2019年7月~2021年12月:国内最古参 通信キャリア様にてハウジングサーバ系の保守業務対応
  • 2022年1月~現在:鉄鋼関連会社様にて、基幹システムの移行作業に従事中

Q:現在担当している仕事について教えてください


守秘義務もあるのでざっくりとした内容にはなりますが、概要としてはいわゆる汎用ホストです。「昔のシステムを今のシステムに移行する」というのを10か年計画として行っています。

鉄鋼系の大きな会社なので、工場や拠点がいくつもあって、50年前の古い独自システムを今風に使える技術者が多いシステムにリニューアルしている最中です。もう1年3か月ほど経ちました。

着任当初は色々ありましたが、今では必須ツールの動きを徹底的に理解できたので、重鎮扱いされています。

ー 最初は苦労もあったということでしょうか?

そうですね、今でこそプロジェクトには多分4~50人ぐらいいるんですけど、初めは僕一人しかいなくて(笑)「あれ、一人って珍しいな」なんて思いながら、何もないところからスタートさせました。関係者へのヒアリングだとか、方向性を決めるための根本的な作業から始めました。

流石に一人では手が回らないというか、作業時間も凄いことになってしまうので、段々と人が増えて大所帯になっています。マニュアル読みながらだったのが、今では僕が作ったShellでエンター1発で完全自動のとこまで持ってこれました。

Q:転職活動の際、どのような視点で会社を探していましたか?


綺麗な会社。品行方正な会社を探していました。

前職の経験から会社選びには芯があった

ー K.S さんの思う「品行方正」さというのは、具体的にはどのようなイメージだったのでしょうか?

「社員に嘘をつかない」というのが大きいかなと。当然隠すべきフェーズとか、言わなくてもいいことってあるとは思うんですけど、嘘をついて事実をねじ曲げるのは違うかなと。前職で上司が副業禁止の中、会社を起こして中抜きをしてたんですね。だから正しい会社に所属したいと考えるようになったんです。

なので今使っている名刺は、品行方正さを表せるようアクリルの透明名刺です。名刺くらいでしか視覚的に表現が難しいので、自社に許可をもらってオリジナルで作りました。

Q:リベロを知ったきっかけは?


リベロを知ったきっかけは、金子本人のTwitterですね。まだ技術書配りはしていなかったので、2020年以前だったのかな。知り合いというほどではないのですが、入社前からFF(フォロー・フォロワー)の関係で何となく繋がってました。

ー どういう関係性だったのでしょうか?

プライベートでもらった仕事を金子にぶん投げてました(笑)こういう仕事していると、何かと知り合いから相談されることがあるのですが、当時の勤め先には任せられなかったので、できそうな方に相談したくて案件情報を共有していました。何かペイを狙っていたというよりは、できる人を知っているからには紹介してあげたいという気持ちですね。

ー そこから、どうしてリベロのカジュアル面談を受けてみようと思われたのでしょう?

「一回行ってみるか」「一回話してみるか」と思って、流れでってわけではありませんが、ある程度どういうところかわかっている会社の方が、安心できると思った面はありますね。

Q:入社を決めた要因は?


お金です。条件面として前職から年収100万円以上のUPが最低条件としてあったので、そこが叶うかどうかは重要なポイントでした。これが第一でした。

第二に自由なところです。藤波もインタビューで答えていましたが、自由度の高い社風なのは大きな魅力でした。前職では課長職だったので、下と上に挟まれた中間管理職に嫌気がさしてきていて、手間がかかる割に旨味がないというか漠然と不満を抱えていたんですよ。

技術屋が言うのもなんですが、人って一番難しい。今は居心地がいいですよ、人同士の距離感が近すぎず遠からずみたいな。別に帰社だなんだかんだで戻りなさいっていうのもないし、社長として金子はいますが、その他がどう見てもフラットな感じなんですよね。

あとはさっきも言ったように、品行方正さがあるというのは大前提でした。

ー 競合他社がある中で、他の企業と悩まれましたか?

リベロ以外は考えていませんでしたね。転職エージェントも利用したんですが、あんまり信用できなかったというか「つまらない」案件が多かったんですよ。もちろん技術者として面白い仕事は多かったのですが、個人的にはつまらないなと感じて。

ー どういったポイントがつまらなかったのでしょうか

僕が成長できるかな、という疑問がよぎったところですね。自分の能力を五角形のパラメーターで表したときに、僕の弱いところまで潰せるかって考えると当てはまらなくて。

転職エージェントってどうしても僕の強みを活かせる案件を探してくるので、悪く言えば安牌というか、苦手なことに挑戦できるものではなかったんです。リベロなら色々挑戦させてもらえるので、良かったなと感じています。

Q:仕事のやりがい、おもしろさは?


”困難”を打ち砕いていくことです。実は困難が大好きなんですよ、トラブル大歓迎なんです。

ー じゃあ今の鉄鋼関係の案件は相性が良かったんですね

もう本当そうですね。4社ぐらいと打ち合わせして、全案件からOKもらったんですが、一番僕に遠そうなところ、手札の中で一番縁遠いものに挑戦しようと思ったんです。知らない業界に行きたいというのもあったのですが、あえて困難そうだから選びました(笑)

他のOKもらっていた仕事は「できそうなイメージ」があって、四天王の中では最弱みたいな。反対に鉄鋼業界は四天王の中で最強だったので、あえてそっちに行きました。だって楽しいじゃないですか。

ー どういう点を楽しいと感じたのでしょうか?

「困難を乗り越える」っていのうのを自分でやれるんです。橋を叩いて渡るって言葉がありますけど、人によっては壊れるぐらい叩いて安全性確認することもあると思いますが、僕は橋がないところに橋を架けるのは楽しいです。

ー 困難を打開していくのが楽しいという感覚は、元々あったものですか?

前職のときからでしたね。僕がITの業界に入ったのは28歳の頃だったので、いわゆる遅咲きで。一番初めの上司が普通に他人を蹴っ飛ばすような人で「なんとかこの人を見返すような仕事がしたい」って思うようになって、そこからスタートしています。ハングリー精神というか、反骨心というか。

元上司が納得するような仕事ができればと頑張っていると、運用上の改善点を見つけて提案するっていう改善提案で、800件ぐらいの中から最優秀賞を元上司の目の前で取って評価してもらえました。この経験が原体験としてあって、今に繋がっていますね。何くそ何くそで生きてきたので、反骨心の塊です。

困難を打ち破った先にあるものが見たいんです。困難の先に新しい景色が待っているので。

ー 困難の先というのは、成果物という意味合いでしょうか?

笑顔で困難を語るK.Sさん

もちろんそれもありますが、達成感としての充実感だったり経験だったりですね。経験というのはやってきた・学んできたことも含めですが、必ずどこかで人を巻き込んでいるので、周りからの見る目が変わるというのも大きいです。自分の名前が売れることになるので。

「K.Sさんと仕事がしたい」って名指しされたら嬉しいじゃないですか。バイネームで仕事したくてリベロの規模間を選びましたね。最初に入った会社はエンジニアが8,000人規模とかの会社だったので、そうなると○○社のAさんBさんってなっちゃうんですよ。○○社のって看板はいらなかったんです。僕自身が看板で「K.Sと仕事がしたい」そう言ってもらえるのが、やりがい・面白さに繋がると思っています。

Q:リベロの魅力を教えてください


「日報・週報・月報いらない」「上司いない」「成長管理ない」これ、魅力です。「面倒くせぇ」と思う要素が弊社にはありません。

これだけ書くと夢のようで、事実そう思うのですが、人によっては「ただマイナスにしか感じられない」って僕は思っています。

ー マイナスにしか感じられない人もいるというのは、なぜでしょうか?
上司や日報などがないということは、色々な面で管理してもらえないからです。管理が必要な人や甘えたがりな人にとっては、凄くつらいと思います。

でも自分でできる人にとっては、下手に管理されることもないし、大変なしがらみもないからありがたい。なんなら会社に相談すれば、支援してもらうこともできます。勉強したいとかもそうですが、こういう人がいるんだけどみたいな話とか、フットワークは軽い会社ですね。

100人以下の集団なので、その中で「自分が発信していいのだろうか」と悩んでしまう人は向いていません。何も考えずメール書いてるとか、いつの間にかSlackで発信してるとかの方が向いています。「やっていいの?やった!」と言えるような人にとっては、とても良い環境だと思います。

一長一短なんですよね。「自由な社風」というのは魅力でありつつも、人によっては欠点になりかねない。ただ、自らに課題を与えて、達成・未達(未達の場合は原因分析)ができる人や、過去にそんな経験をしてきた人でないと、この組織は厳しいものになります。

なので軽々しく「ウチの会社来る?」って言えないんですよね。人生の責任を取れないので。

ー 軽々しく誘えないというのは、どういう面からでしょうか?

つらいですよ、やっぱり。求められるものが大きいので。案件の65%が給与に還元されるのは大きいですが、結構シビアな数字なんですよね。自由度の高さもあって、気軽には誘えません。自由度が高いって裏を返せば、何もしなくてもいいんです。自分で努力を積み重ねできないと、いずれどこかで綻びが生まれます。

僕は藤波と高田の2人をリベロに入れていますが、誰でも誘えるわけではなく、相応の能力がある人というか変態じゃなきゃ無理です。刺さる人には刺さる魅力がある会社なので、僕は居心地が良い会社ですが、みんながみんなそうとは限らない特殊な会社です。

けど前へ出るキャラの藤波も、前に出ない高田も前職から一緒に入社してきているんで、キャラクターに関わらず居心地の良い会社っていう魅力はあります。

Q:休日の過ごし方は?


趣味は「静」と「動」と決めているので、モデラーと滝が二大巨頭です。パソコン大好きでモデラーでもあるから、実は気づいたらずっと家にいてしまうんです。家にばっかりいるのも良くないので、外に出ようと滝を趣味にしています。反対のことをしようと思って。

落差日本一の称名滝とハンノキ滝

ー ガンプラ作りはプロ級と伺っていましたが、他にも趣味があられるんですね

あれは道具が凄いんです(笑)不器用ですけど、道具のおかげで何とかできてます。

滝は、旅行でたまたま地図に載ってた滝に遊びに行ったとき、うっかり足を滑らせて滝つぼに落ちたことがありまして、長野県長和町の”不動の滝”というところで。滝を受けて、何も聞こえない何も考えられない状態になって刺激を受けたのがきっかけでハマってしまいました。

ー 不意の事故だったからこそ衝撃は大きかったでしょうね

そうなんですよ。そこから滝の沼へ落ちて、滝を撮影に行くようになりカメラ沼にハマり、長時間露光するために三脚沼にハマり、カメラケース沼にハマりと大変です。気付けば色んな沼にハマってました。滝って山の中にあるんで少しでも軽い装備がいいんですよ、軽くてしっかり固定できて使い勝手が良くて……とこだわりだしたらキリがない(笑)カメラだけでも沼ですが、周辺には沼の口がいっぱい開いていました。

夏の思い出コンテストなんかにも応募したんですが、流石に線香花火と子供の笑顔には勝てなかったです(笑)

ー 奥様と行かれるのでしょうか?

滑落や熱中症などが怖いので基本的にバディと行くようにしていますが、滝って苦行なので奥さんは嫌がるから友達と一緒に行きますね。

30年来の付き合いの相棒と共に楽しむ

滝の近くに行くため下りて、マイナスイオン浴びて、また上に登る必要がある。登った記憶が一番新しいから苦行になりがちで。けど友達にも勧めたら、ハマる人はハマったので、刺さる人が限られる趣味です。困難を乗り越える必要があって、刺さる人が限られるという点ではリベロと同じですね。

Q:よく利用している、あって助かっている会社の制度はありますか?


声を挙げたら大体何でもできることですね。規模間の小ささや自由さもあって、やりたいですといえば何でもできます。流石に事業単位だと別かもしれませんが、挑戦したいことにはドンドン挑戦できる会社ですし、金子も支援してくれるという信頼感があります。

Slackで気軽に投げかけたり、もう既に実行に移して「これどうでしょう」ってやったりできますが、会社の規模が大きければこうはいきません。少数精鋭だからこそできることで、それを認めてくれる自由さと度量の深さがあります。

あとは「RX-93 MG νガンダム」制作代行費として、特別作業手当が支払れたことでしょうか。ガンプラを製作・納品して手当てが支払われるなんて、こんな事がまかり通るのは、この会社くらいでしょう。

9ヶ月かけて作成されたνガンダム

Q:仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか?


どんな内容の仕事であれ、かけるべき熱量に違いはないので「プロである以上、プロの仕事をする」。当たり前のことですが、この当たり前を大切にしています。

少しずつでも前へ進めていくことが大切と思っていて「昨日できなかったことを明日できるようになる」「今までよりも速くできるようにする・自動化させる」とか、それこそ今流行りのchatGPTに任せるとかもアリですね。

進化・改善を少しずつでもやっていけることが大切です。少なくとも前進させようという発想を持っていることが大事で、常に考えていれば改善し続けられます。

プロ野球選手が野球に関しては誰よりも凄い”選ばれし人”なのと同じで、仕事でもプロはできて当然のことをできて、さらに発展・改善していかなくてはならないと思っています。

プロはプロであることを証明し続けるために、常に腕を磨き続ける努力・姿勢といった熱量が必要です。

Q:一日のスケジュールは?


遺伝的にショートスリーパーなので、基本的に睡眠時間は4時間です。 普通の人には無理なスケジュールです。

  • AM 05:00 起床
  • AM 05:30 出発
  • AM 06:02 通勤電車乗車
  • AM 07:05 現場着
  • AM 07:10 CafeにIn 読書Time
  • AM 08:40 オフィスビルへ移動
  • AM 09:00 業務開始
  • PM 17:45 業務終了(定時終了の場合)
  • 帰路
  • PM 19:30 帰宅 食事・入浴・模型製作・依頼作業など
  • AM 01:00 就寝

ー 毎日勉強するために早起きされているんですね

何もしないことが怖いからやっていますね、やっていないと不安になるので。IT業界に入ったばっかりのときに「何かやらなきゃ」という気持ちで勉強を始めました。なので今更止められないですね。

ー どうして勉強を始めないとと思われたのでしょう

始めは、業務が怖くて不安でした。エンタープライズ環境のサーバーが無数にあって、停止=秒で数万の損失が出るような環境・状態だったからです。精神的に追い込まれる状態でも「知識をつければ何とかなる」そう信じて、不安から少しでも遠くなるように、自分を守るために始めて、18年経っても途切れさせることなく続けています。

もちろん、どうしても気乗りしないこともあるので漫画や小説を読んで気分転換することもありますが、基本的にはIT分野の読み物を毎日読んでいます。反対に技術書は読んでませんね。

とはいえ、もう一度やれといわれたら正直やりたくありません。この先18年も、36年もやるのは考えたくないです。テスト前の一夜漬けを毎日続けろと言われると無理なのと同じです。たとえ朝の一時間だけでも、毎日続けることは大変ですが、それでもやるしかないと思っています。

Q:入社を検討している人に一言


来ない方がいいです。うちを選ぶのは変態しかいないので。
ただし数ある会社の中から、リベロを候補に挙げている時点で変態なので、弊社を見ているなら来た方がいいと思います。特に10社の中から選ぶならまだしも、最後の3つに選んでるなら十分にド変態です。一度面談を受けた方がいいと思います。

候補に選んでいるということは、どこかで自信があるはず。困難がありそうだなと感じながらも、自分ならいけるという自信があるからこそ、悩んでいるのではないでしょうか。

正直、簡単には誘えない会社です。若い人には来て欲しいけど、相手の人生を左右する決断だからこそ誘えません。けど自分で選んでいるなら大丈夫だと思います。自分の価値を高め続けられる人には、良い組織だと思います。

もし不安があるなら、私のように負けない何かを続けてください。筋トレと同じで続けることで、あなたの力となっていきます。


弊社が気になった方は是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

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