TwitterやらSNSを利用している人なら最近よく「AIが描いた絵」をよく目にするようになったのではないでしょうか。AIの進化は著しく最近では簡単な物語を作ってくれるものやwebデザインなどもしてくれるようになりつつあります。
そんな中でも簡単な単語や文章を入力するだけで比較的クオリティの高い絵画やイラストを生成してくれると話題の『Midjourney(ミッドジャーニー)』というサービスがあります。
Midjourney(ミッドジャーニー)は無料で利用できる
2022年11月現在でMidjourneyはベータ版として無料で利用することが出来ます。
他のAI画像生成プログラムはそれなりのイラスト(絵)を作るには意外と細かい設定が必要になるため、AIの画像生成ってどんな感じなんだろう?とさくっと試してみたい人にとってはハードルが高いです。
その点、Midjourneyは枚数の制限はあるものの、AI画像生成の凄さを無料で体験することが出来る、と知り、試してきました。
Midjourneyの利用にはDiscordというボイスチャットサービスを利用します。
Discordとは
Wikipedia
無料で利用することができ、基本的なチャット機能を一通り搭載している。MunbleなどのVoIPと同じOpusコーデックが採用されており、低遅延のボイスチャット機能など、ゲーム中に使用するような仕組みが用意されている。2016年12月にはGameBridge API(現: Discord GameSDK)を導入し、開発者がゲーム内にDiscordの機能を組み込めるようになった。Discordは、ゲーマーだけでなく、テレワークにおけるビデオ会議システムや、簡易的なIP電話としても活用されている。このような動きを受け、先述の通り2020年6月にブランディングイメージを変更している。
リベロエンジニアでAI画像生成してみた
早速登録して使ってみました!
英語のみの対応となっているため「LIBERO, Engineer」と入力すると4枚の画像が生成されました!
たったの2単語でこの「絵画っぽい」画像を生成できるのはすごいですね!
Engineer(エンジニア)というとかなり幅広いんですが、どうしても単語の意味、象徴するものとなると機械・電気・土木・建築などの技術者の意味合いが強くなってしまいますね。Google検索でも英語でEngineerと検索すると土木技師(Civil engineer)が多く出てきますね。なので黄色い安全ヘルメットや安全ベストのイメージになるんでしょうね!Liberoはイタリア語の自由という意味ですが…果たしてどのように作用しているのか…
③がなんとなくカッコイイなと思ったので③をアップグレード(ディテールを細かく)してみました。
さらにバリエーションを増やしてみたところ、どんどんメカニックな感じになっていきました!
リベロエンジニア代表の名前でAI画像生成してみた!
さて、会社名のお次は代表の名前で、と思ったのですが英語なので果たして日本人の名前を名前として判断してくれるか不明だったので、文章にしてみました。「CEO、周平という名の男」でやってみました。
何故ヒゲがマストなのか!? 四枚生成されたすべてにヒゲ!
指定していないのに色んな画風を取り入れてくれるのは興味深いですね~。また名前から東洋系というのは判断されているようなのでそれはすごいなぁと思いました。
お洒落絵が出来ないかと奮闘してみた
どうにもポートレート的な絵面しか出なかったので、周りの情景も浮かぶような文章を打ち込んでみました。
私が勝手に想像してみた金子代表の一日のとある一コマです。
“その男はエンジニアであり、派遣会社の社長である。近代的な建物が並ぶ街のカフェで、次々に思い浮かぶアイディアを整理しながら珈琲を飲んでいた。”
この文章で生成された画像がこちら…
なんだか渋い! 夕方のひと時のような!
よし、いいぞいいぞ!
と思いさらにバリエーションを増やしたところ、なぜかどんどん頭が埋まっていったので、もっと埋めてやろうかなと思いました。
最終的に頭がよもやなんだかわからなくなったし、背景がなんだかクリムトのような模様を醸し出してきたので、個人的に物凄く満足しました。
金子さんのツイートからAI画像生成してみた!
こちらのツイートから「TikTok、ARサイバーゴーグル、会社の認知度、コメディアン(芸人)」という単語を抜き出し生成!!
ねぇ! なんで? 髭はマストなの? AIの生成する人間には髭がマストなの!?
と思わず心の声が盛大に漏れてしまいました。
あ、右下の人は髭ないですね。顔面の圧が強すぎて気付きませんでした。
それにしても心ののないAIが作成した絵だからか描写は優れているのに、なんだかどこか無機質で、見れば見るほどなんだか怖くなってきますね…。(※チョイスした絵の問題)
とはいえ、いくつかの単語や文章を入れるだけで絵まで描いてしまうなんて、AI技術の進歩は本当にすごいですね!
精度が上がってきたからこその、AIを利用した騒動なども起きているのも耳にしますが、優れた道具を作ることのできる人間なのだから、道具の使い方を間違えないで欲しいものですね。
今回色々と遊んでみましたが、6単語程度でこのような画像が作れてしまうのは本当にすごい!