体温越えでもはや災害レベルと言われる夏真っ只中、いかがお過ごしですか?
昔より確実に暑くなってきているということで、年々生きづらくなりつつある日本の気候ですが、このまま一体どうなっていくのでしょうか…
熱中症にはくれぐれもお気を付けください。以前は台湾に滞在し「台湾の秋葉原『光華商場』の今。お得に電子機器が買えるのか?」と台湾での生活をお伝えしましたが、今はイギリス在住です!
さて、唐突に始まりました、エンジニア飯のお時間です。
本日は一風変わった趣向を凝らし、夏×エンジニア×イギリス!のトリプル組み合わせにてエンジニア飯をお送りしますよ!
↓エンジニア飯第一弾記事はこちら
【エンジニア飯】頭がよくなるメニューについて本気出して考えてみた。
海外に行かれる方も増えてきた中、よく不味い不味いと噂されるイギリスのお食事事情をご紹介します。
程よくエンジニア飯に絡めつつ…
夏バテにはうなぎがいい!エンジニアにもうなぎがいい!イギリスのうなぎ料理!
夏バテにはうなぎがいいとよく言われ、土用の丑の日にはうなぎを食べようとスーパーなどの陳列も増えますね。
今年2023年は7月30日(日)が土用の丑の日です。過ぎてしまいましたが、食べたいときが食べ時です!
筆者は父方の実家が静岡でしたので、お盆などで親戚が集まるとうなぎ屋さんに行っていましたが、哀しいかなあの頃の倍近い値段になってしまいました…。
さて、そんなうなぎはエンジニアに嬉しい成分満載の「ブレインフード」1脳の働きを活性化させる食べ物と言える代物です。
ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEが豊富で、ミネラルでも亜鉛、カルシウムが豊富、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれています。
うなぎと言えばかば焼き…うな重…食欲をそそるあの馨り…
と思うでしょうが、忘れてはいけません!
この記事はイギリス料理について語っているのですよ。
皆様、意外かもしれませんが、イギリスにもあります、うなぎ料理。
刮目せよ!
これがイギリスのうなぎ料理だ!
やばい…
もう見るからにやばい雰囲気が漂っていますね。
実はこれ、見た目に反して美味しい…
わけもなく!
美味しくないです!生臭いです!!
あ、こちらの料理は「Jellied eels(ジェリードイール)」という、うなぎの煮凝りというか、ゼリー寄せ?のようなものです。
ぶつ切りなので細かな骨もありますし、謎に生臭く、ゼリー部分も出汁的なもののはずなのですが基本的に薄い塩味…海水かな?みたいな味がします。レモン汁を絞ったりお好みで塩胡椒して食べるのですが、どう足掻いても魚臭さから逃れられません。つらい。
イギリス料理について語る際に激烈に熱くその不味さを語れる上に見た目も衝撃的なので一度トライすることをおすすめします。一生の鉄板ネタに出来ます。
ちなみにイギリス人の中でも比較的不評なのでイギリス人相手にも使えるネタです。(筆者のパートナーは恐ろしいことにこの料理、好きです…)
イギリス料理のレストランのメニューにあったり、缶詰で売っていたりもしているので需要はあるのでしょうね…きっと。
よく話題にのぼるマーマイトは実はエンジニアに最適!
お次はこちら、世界一不味い食べ物とかなんとか言われて一時期話題になっていた「MARMITE(マーマイト)」です。
マーマイトはビールの醸造過程で沈殿堆積した酵母、つまりビール酵母です。ビタミンBを非常に多く含んでいる実は有能なやつです。
ビール酵母と言えばサプリにもなっている程で、アサヒから出ている「スーパービール酵母」や「エビオス錠」、「強力わかもと」など日本でも珍しくないですよね。
肝心の味についてですが、筆者は結構好きです。
というのもマーマイトは食べ方次第で全く印象が変わると思います。
見た目が一見濃い色をしたキャラメルかはたまたチョコスプレッドのようで、ジャムとかが入っていそうな瓶に入っているせいで、ちょっと甘いのかな?なんていう気持ちで掬って舐めてみる…
なんていう食べ方をしてはいけません!
なにせこのマーマイト、めっちゃくちゃ、ものすごく!塩気が強いんです!
↑この画像の様にたっぷり塗ってしまうと頭痛するんじゃないかってくらいにしょっぱいです。
バターやマーガリンを塗ったトーストに薄ーく薄ーくそれこそキャラメル程度の色になるくらいに薄く塗るとまろやかでとても美味しく食べられます。
ちょっと苦みがあって、塩気があるので。チーズと一緒にちょこっとクラッカーとかに乗せてみるとお酒のつまみに良いんじゃなかろうか?と思うくらい美味しくいただけますよ。
勿論その匂いや苦みに少し癖があるので万人受けするものではないですが、これはいい意味で予想を裏切ってくれるんじゃないかなと思います。是非トライしてみてください。
ホテルの朝食の際に使われているようなミニミニマーマイトも売っていて、お土産にすればちょっとした話題になるかもしれません。
イギリスの夏と言えばストロベリー&クリーム!エンジニアにはイチゴ!
夏がだいぶ関係なくなってきましたが、実際イギリスの夏は短いです。
昨年は干ばつが起きたり、ここ数年は35℃近くなる日も多くなってきましたが、それでも6、7月に数日ある程度で、8月に入る頃には20℃前後に落ち着いてきます。
酷暑が続く日本からすれば涼しくていいのですが、曇りや小雨ばかりが続く日々が非常に長く日照時間が短いのでそれはそれで問題があるのも事実です。
そんなイギリスの夏と言えば「Strawberries and Cream(ストロベリー&クリーム)」です。
その名の通り苺にクリームです。フレッシュな苺にダブルクリームをかけて食べるそのまんまなデザートで、日本では苺と言えば冬~春先のイメージですが、イギリスでは夏の果物、というイメージです。
というのもこのデザート、夏に開催されるテニスの大会、ウィンブルドンの風物詩だからなんです。
なんとまぁ1877年、ヴィクトリア時代から続く伝統デザートなのだそうで!
苺はビタミンCが豊富なのに加えて「葉酸」が含まれていて、葉酸は記憶力の向上を助けてくれます。
日本の苺はそのままでも甘くて美味しいですが酸味が強めなのでたっぷりとクリームをかけて食べるんですね~!
熱中症に気を付けて、いのちだいじに!
エンジニア飯にかこつけてイギリス料理を少し紹介させて頂きました。
イギリスのご飯は不味いとよく言われますが、こちらに住んでいても美味しいものを食べていますし、チーズやパン、お肉の種類などが豊富で個人的には特に困ったこともなく楽しく生活しています。
と、思いを巡らせてみたところ、外食やデリバリーフードはトルコ料理、インド料理、ベトナム料理、韓国料理…などイギリス料理食べてないなぁということに気付いてしまいましたが、まぁ、フィッシュアンドチップス美味しいですよ!
また機会があればイギリス情報もお送りしていきたいと思います。
日本では酷暑が続いていますので、水分補給、塩分補給、体を適度に冷やす、など十分に気を付けてください。
何よりも、無理をせず、いのちだいじに過ごしてください。