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【VRchat】人はVR(仮想現実)の世界で生きていけるか

VRといえば以前は本体が高価なうえにさらにハイスペックなパソコンを必要としておりなかなか一般に普及していないイメージがありましたが、2016年にソニー・インタラクティブエンタテインメントがPS VRを発売したことで少しずついわゆるゲーマーではないユーザーも目にする機会が増えました。

そして2022年現在では Meta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)やPICO 4などパソコンを必要としないスタンドアローン型のVRヘッドセットが出てきたことでより一層VRが身近なものになりました。

新型コロナの影響でVR業界が活性化?


そして新型コロナの影響で多くの企業がマイナスの影響を受けている中でVR関連の企業はプラスの影響が出ました。

ステイホームで外に出られないという状況下で仮想現実の世界でコミュニケーションや癒しを求める人が劇的に増えたのです。

特に日本に比べてパーティーなどを頻繁に行う文化がある国では皆で騒げないというのが大きなストレスになっていた場合も多く、VR内でクラブやパーティーを行う人たちが増えました。

VRchatで世界中の人とコミュニケーション


VRといえばめちゃくちゃ立体的でリアルな仮想空間でシューティングゲームをしてゾンビに襲われたり、ジェットコースターに乗ったり、というイメージも強いかと思いますが、ソーシャルVRプラットフォームと呼ばれるユーザー同士のコミュニケーションが目的のものもあります。

その中でも代表的なものが『VRchat』(VRチャット)です。

VRchatは2014年にWindows向けにリリースされ、
2017年に早期アクセス版としてSteamでリリースされました。

↓Steamについてはこちらの記事で簡単に説明していますので良かったら読んでみてくださいね。
Steam Linkを使ってスマホやタブレットでいつでもどこでもゲームが出来る時代はまだでしょうか【PCゲーム】

そしてVR用のプラットフォームでありながらもデスクトップ版も用意されているため、実はVRヘッドセットを持っていなくてもパソコンのみでプレイできるというのが特徴です。ちょっとやってみようという人もヘッドセットを購入する前に試せるのでとっつきやすいですね。

本当に色んなアバターがいますね。

写真提供してくれた私のパートナーがケモナーなので人間のアバターが見当たりませんが実際はアニメっぽいキャラクターだとかちゃんとヒト型のアバターも沢山いますよ。

VRchatの世界は無限大


VRchatが人気になり広まったのは、VRchat自体は無料ということがかなり大きいでしょう。

それに加えて、単に開発者が作ったものを楽しむだけではなく、UnityとVRCSDKを利用してプレイヤー自身や他のプレイヤーが作成したアバター(操作するキャラクター)をアップロードして利用することが出来るので3Dモデリングが出来る人であれば本当に自由に自分の分身を作ることが出来るんです。

ハロウィンの衣装もガチ(右画像)

自分で作成することも出来ますし、アバターを購入したり、改変OKであれば原型を購入して少しオリジナルの装備を加えたり一部を変更したりすることも可能です。

そしてアバターのみならずワールド(自由に歩き回れるマップ)すらもアップロード出来るので、例えば桜が咲き誇る日本の街並みや、サイバーパンクな世界観など様々な空間を歩き回って楽しむことが出来るんです。

パートナーが作成した露天風呂のワールド。脱がずに裸の付き合いが出来ます。

ゲーム機能がついたワールドもあるのでみんなで遊ぶことも出来ますし、設定次第でワールド内で音楽を流すことや花火をぶち上げることなんかも可能なので現実世界で出来なくなってしまったイベントの代わりにVRの世界で夏祭りをしたり、DJイベントやクラブで踊りまくる、なんてことも出来てしまうんですね。

私のパートナーが開いたDJイベントで踊り狂う人々の図

マーケットとしても注目され始めている


アバターやアバターのアクセサリー、エモート、ワールドなどを技術さえあれば自由にアップロードしたり、日本であればBOOTHなどで3Dモデルを購入して組み込むことが出来るため、逆に言えば販売をすることも出来るので、VRchatをはじめ、VRの世界は大きな市場になってきています。

実際に4年前に開催された時には1500人程度の来場者だったバーチャルマーケット(Vket/ブイケット)が今では100万人を超える来場者数で世界最大級となり、2020年にはブースの出展数が1000を超えてギネス記録にもなりました。

人はVR(仮想現実)の世界で生きていけるか


VR酔いさえ克服すれば、VRの世界で生きていくことは案外不可能ではないのかもしれません。めちゃくちゃ格好いい/可愛いアバターでキメキメにしておけばパジャマでもパンツ一丁でもいいので楽ですしね。

VRヘッドセットとハンドコントローラーがあれば顔と手を動かすことが可能で、さらにトラッカーを腰と両足に装着することで全身の動きをアバターに反映させるフルボディートラッキングが使えるのでVRといえど踊り狂うには全身を動かす必要があるので意外と運動にもなります。
(※デスクトップ版とスタンドアローン型ではトラッカーがないので出来ません)

私のパートナーに関して言えば、VRの世界にハマってからのほうがよっぽど人とコミュニケーションを取っているように思います。

そして単にコミュニケーションツールとして楽しむ以外にもクリエイターであれば、VRの世界をマーケットとして最大限活用することも可能なので『人はVR(仮想現実)の世界で生きていけるか』という問いに関しては大いにあり得るのではないでしょうか!

そのうち脳に直接プラグをぶっ刺すマトリックスみたいな世界になるかもしれません!興奮する!!

まとめ:VR世界で生きるのも無きにしも非ず


実際に雄大な景色を自分の目で見たり、風を肌で感じたり、匂いを嗅いだり、一緒に呑んで語り合ったり、触れ合ったり…

そういった生の体験とはもちろん違いますし、筆者としては体感型のタイプなので自分で実際に見て、感じる、という体験はやはりとても大事だなぁとは思うのでVRの世界だけに入り浸るというのを推奨はしませんが、今の時代のように何も気にせずに外に出るというのが憚られるときや、本来出会うことのなかった海を越えた友人だとか、そういうVRならではの魅力も沢山あるなぁと感じています。

なので色んな楽しみ方を発掘していくのも良いのではないかなと思っています!
あなたなりの楽しみ方があれば是非教えてください。

VRやメタバースについては、「メタバース相談室」のサイトもぜひ参考にしてみてください!VRやメタバースでのビジネスやコミュニケーションについて、事例やノウハウが掲載されています。

写真提供:JayOttr(Twitter

おまけ:VRは遠距離恋愛/夫婦の味方


私事ですが、日本とイギリスで遠距離夫婦をしているのですが、インターネットのおかげで随時連絡を取れていますが、VRではさらに、一緒の空間で映画を観たり(BigScreenというアプリケーションを使用)、のんびりと一緒に会話をしながらミニゴルフを楽しんだり(Walkabout Mini Golfというアプリケーションを使用)と会えない時間でも一緒に何かをするという楽しみ方が出来ます。

それぞれのカップルで様々だと思うのですが、私たちはこの時間を結構重宝しています。お互いに黙って画面に向かってただ話すというのが苦手なので何かをしながら同じ時間を共有する、というのが楽しいです。

見つめる相手の顔がもふもふの獣ですけどね…

パートナーの分身のカワウソくん。

弊社代表ARグラス社長こと金子もよろしくおねがいします!

弊社が気になった方は是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

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ろーく

ろーく

オウンドメディア ライター

ライターとしてWEB媒体やシナリオなどを手掛ける。生まれ育った環境の影響で理想のライフスタイルを目指し、日本とロンドンを拠点にフリーランスで場所や時間が自由な働き方を実現中。台湾生まれの日台ハーフ。住んだことのある国はシンガポール・マレーシア・日本・イギリス。SEO対策やイラストなどのお仕事も。

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