2023年4月、リベロエンジニア公式キャラクター”遠寺リベロ”の完成をお知らせさせていただきました。
こちらのプロジェクトは私、広報あーさんが2022年2月に入社し、5月頃から温めていた企画…ということで、どのようにリベロちゃんは生まれたか?を深堀していきたいと思います。
なぜ、リベロちゃんは生まれたのか?
キャラクターを広報にしようという思いから
元々私はエンタメ系の会社の宣伝部でWEBプロモーションを担当するディレクターをしていたんですが、「じゃあ広報もできるんじゃない?」という感じでリベロにジョインしました。当初は一般的な広報業務について知見を深める為に、片っ端から広報さんをフォローしていきました。
しかし、noteを見たり、広報セミナーというものに参加したり、twitterなどでの広報さんの呟き等を見て、少し違和感を覚えました。広報さんって美人でキラキラしていてタレント性のある方が多い印象を受けたんですが、「会社のファンを増やすというか、広報さんのファンを増やして、ついでに会社も知ってもらおう!」という方が多いところに簡単に言い表せないややこしさを感じました。
その広報さんが辞めた後の後任問題や、年齢を重ねた後にどういう道が待っているのかを想像すると薄暗い気持ちになったり、(それまで地道に時間を使ってフォロワーを増やしてきたのに、ある日突然、新人の若い女の子にアカウントを譲渡したりする未来とか)広報さんが自分のファンを連れてそのまま移籍したり、炎上リスク等を考えると、「もう、キャラクターを広報にした方がいいんじゃないか?」と。
そうすればエンタメ性もありますし、中の人に対しある一定の「この性格になりきってください」的なガイドラインさえ設定すれば、後任問題も解決する。人格が決まっているキャラクターなら炎上も回避できそうですしね。歳も取らない。むしろ年齢を重ねれば重ねる程認知されていく。また、ターゲットとする層(エンジニアさん)に対しても親しみを感じてもらえやすいと思いました。
なぜコザキユースケ氏を起用したのか
事前に、エンジニアさん達にアンケートを協力いただいたのですが、やはりゲームが好きなエンジニアさんが多かったので「ゲームキャラクターのデザインをしている方にしよう」という思いは最初からありました。
そこで何故「コザキユースケ先生にしよう!」となったかと言いますと、金子代表がけっこうオシャレな感じが好きでして。オフィスが原宿なのと、カフェのようなオフィスを見ていただいた方はなんとなく察しがつくと思うのですが、その辺りの感性を大事にしている方だったので、洗練されたデザインを得意とするコザキ先生しかいない!ということになりました。また、私がファイアーエムブレムとコザキ先生のキャラデザが好きだったからというのも多いにありましたが。
2022年6月にミーティング開始→2023年4月公開までの道のり
5月にコザキ先生あてに、リベロの公式キャラクターデザインをお願いしたい由を企画書にまとめ、お送りしました。奇跡的にお返事を頂き、6月から数回に渡りzoomミーティングを行いました。
そこでは、大の大人が
絶対領域を取り入れてみるのはどうでしょうか?
もう、ちょっと時代的に古いですね。
猫耳を付けてみては?
いや猫耳は直球すぎて逆にダメじゃないか?
胸元をふくよかにしたいのですが、いかがでしょうか?
コーポレートキャラなので谷間は出さないでほしい。
等々、熱くキャラクターに対して議論を重ねに重ね、途中社内のエンジニアさんにも意見を聞きつつ、最終的にコザキ先生に全体的な調整を行ってもらい、今のキャラクターが完成しました。
さすがのクオリティのデザインで、本当にコザキ先生にお願いして良かったです….!
リベロちゃんの今後の活動について
私はいかんせんエンジニアさんではないので、エンジニアに刺さりそうな話題は得意ではありません。
SNSの発信は共感が大事とよく言われますが、私(40歳。シンママ。制作系。)ってどう考えてもターゲットとするペルソナ(主に30代くらいの男性エンジニア)と親和性が悪いんですよね。
なので中の方は現役エンジニアの女性が担当してくださることになったのですが、現在は細かい性格やガイドラインを調整中の段階になります。私はどちらかというと、広報というより「会社を広く周知するための企画を考えたり、制作する方」が得意なので表に立つ部分はリベロちゃんに今後お任せ予定となります。
Vtuberとしての活動や、展示会でコスプレイヤーさんにご協力をお願いして面白い施策はどんどん企画していきたいと思っております。メディアミックスの知見を活かしてリベロの認知度を高めていきたいです。
ということで、今後ともどうぞ株式会社リベロエンジニア、並びに遠寺リベロちゃんをよろしくお願いいたします。