「音楽を聴く」「ゲームプレイ用に」など、イヤホンやヘッドホンを日常的に使う方は多いはず。特に「テレワーク」が普及したことで、ヘッドセットとして使用されている方もいらっしゃるでしょう。
特にヘッドホンは空間の広がりを感じやすく、自分だけの空間に没入できるのが魅力です。音楽・動画・ゲームなどを迫力あるサウンドで楽しめます。
しかしヘッドホンは安価なものから高価なものまで幅広く、試聴するだけでも大変で、どれを選べばいいか迷ってしまう方が多いでしょう。
そこでリベロエンジニア所属の”音楽ガジェットガチ勢”の方々に、おすすめのヘッドホンをプレゼンいただきました。ヘッドホンの新調を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「玄人の変態的なプレゼンを参考にしたい!!!」という欲望が抑えきれず、エンジニアのみなさんに協力いただきました
ヘッドホン購入時に重視するポイント
ヘッドホンを購入する際には、譲れないポイントをいくつか考えておくと、妥協せずに理想的なヘッドホンを購入しやすくなります。
音楽ガジェットガチ勢なエンジニアさんが重視するポイントは、以下のとおりです。
- 1位:音質
- 2位:装着性(着け心地の良さ)
- 3位:見た目・デザイン性
- 3位:ノイズキャンセリング
- 3位:マイク性能
音質を重視するという回答が一番多く、次点で装着性が続きました。いくら音質が良くても使用時に違和感があると、使いにくくなるもの。締め付けの強さや蒸れなど、着け心地の良さは重要なポイントのようです。
外出時にも使うことを考えると、デザイン性やノイズキャンセリングの有無は重要なポイント。自分の服装やインテリアに馴染むかも考えてみましょう
ちなみに、新たな作業BGMを探している方には「エンジニアおすすめアニソン作業BGM」や「集中力をアップさせるかっこいいゲーム音楽」の記事もおすすめです。
エンジニア愛用のおすすめヘッドホン6選
”音楽ガジェットガチ勢”なエンジニアに聞いた、愛用のおすすめヘッドホンを6つ紹介します。
- SONY:WH-1000XM4
- Bose:QuietComfort Headphones
- Shokz:OpenMove
- SONY:WH-CH720N
- audio technica:ATH-M50xBT2
- EPOS:H6Pro
いずれも高品質な商品ばかり。それぞれのおすすめポイントや普段の使用用途も併せて紹介するので、ぜひヘッドホン選びの参考にしてみてください。
SONY:WH-1000XM4
SONYから2020年に発売されたワイヤレスヘッドホンで、2022年には後継機となる「WH-1000XM5」が発売されています。
同シリーズは丸みを帯びたツルっとしたデザインが特徴で、シンプルな見た目が人気です。しっとりした触り心地のマットな素材が使用されており、落ち着いた大人っぽい雰囲気に仕上がっています。
低音域・中音域・高音域いずれも突出せず満遍なくバランスの取れた音質で、音の粒が鮮明に聞こえてくるため、低音のリズムを感じやすく、映画など映像作品を楽しむのにも適したヘッドホンです。
またイヤーパッドはもちもちとした弾力のあるウレタン素材で、耳や頭への負担が少なく、長時間でもしやすくなっています。
出社時、業務以外での作業時に使用しています。安定のSONYブランドなのはもちろん、ノイズキャンセリング機能や無線接続、音質、見た目、コンパクト性どれをとっても最高。これを買っておけば間違い無いと思う
※参考価格:税込38,773円。Amazonより2023年12月現在
SONY:WH-CH720N
2023年3月に発売されやSONYのヘッドホンで、「WH-1000Xシリーズ」よりも小型軽量なWH-CHシリーズの最新モデルです。
1000Xシリーズと同じ統合プロセッサーを搭載しながら、SONY史上最軽量のNC対応ワイヤレスヘッドフォンにもかかわらず、比較的手ごろな価格なのが魅力です。
SONYらしいシンプルなデザインなので、自宅やオフィス、外出先などどこででも使いやすくなっています。
また重量は約192gと軽量で、長時間着用していても首・肩が疲れにくいのも魅力。作業中にBGMをかけたりゲームをプレイしたりするのにも適しています。
音質最強!イコライザ強い!遅延がない!ノイキャン強過ぎ!AirPodsを買うまでは、コレでゲームしてました
※参考価格:税込15,700円。Amazonより2023年12月現在
Bose:QuietComfort Headphones
2023年10月にBoseから発売されたノイズキャンセリング機能搭載ヘッドホンである「QuietComfortシリーズ」の一つ。高いノイズキャンセリング性能と高い快適性が特徴です。
ノイズキャンセリング性能は、電車の騒音や人の話し声、エアコンの音などもほどよくボリュームダウンしてくれるため、音楽への没入感が高く、作業にも集中しやすくなります。
またフラグシップモデルとして「QuietComfort Ultra Headphones」も発売されており、こちらは360度から音が聞こえるイマーシブオーディオが特徴的。没入感が高く音楽や映画、ゲームの迫力・臨場感を高めてくれます。
イヤーパッドが比較的柔らかいので長時間使っても疲れない!またBluetooth接続が同時に2台まで可能なので、仕事用・私用で同時接続できるのも嬉しい。仕事用PCでのミーティングと私用スマホでの音楽再生をシームレスに切り替えできるので、自宅でのリモート作業に欠かせません
※参考価格:税込37,800円。Amazonより2023年12月現在
Shokz:OpenMove
OpenMoveは骨伝導技術を用いたオープンイヤーデザインで、厳密にはイヤホンですが形状がヘッドホンに近いためエントリー。耳を塞がない形状なので、音楽を聴きながら周囲の音も聞けるようになっています。
例えば、外で音楽を聴いていても電車のアナウンスを聞き漏らす心配がなかったり、仕事中に作業BGMをかけていてもインターホンが鳴ったらすぐ反応できたり、耳が塞がるデメリットを解消できます。
本体の重さは約29gと非常に軽量で、長時間の使用でも疲れにくい仕様です。フィット感もしっかりしているので、頭を振ってもズレにくく、ジョギングなど運動中でも音楽を楽しめるのもポイントです。
骨伝導なので耳にも優しく、電車でも外の音も聞こえるのが良い。次に買い替えるときも、また骨伝導のワイヤレスのいいヤツにするかな
※参考価格:税込11,800円。Amazonより2023年12月現在
audio technica:ATH-M50xBT2
2017年に発売された「ATH-M50xBT」のアップグレード版となる後継機で、プロユースのモニターヘッドホンでありながらBluetooth対応となっているのが特徴です。
一般的に無線接続の方が音質が悪くなる傾向にあるため、モニターヘッドホンは有線接続がほとんどですが、こちらのモデルは高音質とBluetooth対応の使いやすさを両立しています。
ちなみにモニターヘッドホンとは、楽曲製作時のモニター用途向けに製作されたもので、原音に忠実かつ高解像度で高い耐久性を誇るのが特徴。プロが使用する優れた音響パフォーマンスで、お気に入りの音楽を楽しめます。
また音を正確に再現してくれるため、音楽だけでなく映画やゲームにも適しており、臨場感や迫力のある体験を味わえます。
歴史が物語る間違いの無い名機
※参考価格:税込21,573円。Amazonより2023年12月現在
EPOS:H6Pro
2022年4月発売のゲーミングヘッドセットで、密閉型・開放型の両パターンが発売されており、好みに合わせてセレクトできるようになっています。
付属のマイクは跳ね上げるだけでミュートにできるだけでなく、マグネットで接着しているため、取り外しも自由。必要なときだけマイクを使用できるようになっています。
音の解像度が高いため、何の音がどこで鳴っているのかわかりやすく、銃声やスキル音、足音などを聞き分けやすくなっているので、ゲームプレイにもってこいの性能です。
まずデザインが好み!メガネをかけながら長時間着けていても、耳周りが痛くなりにくいのが気に入っています。ゲームする際に使用しているので、音の定位がハッキリわかるのも良いですね
※参考価格:税込19,755円。Amazonより2023年12月現在
まとめ
いずれのヘッドホンも高品質なものばかりですが、それぞれ得意とする分野が異なるため「何に使いたいのか」を明確にして、あなたの使用用途にマッチするものを使用しましょう。
目的と譲れないポイントを絞っておくと、多くのヘッドホンの中から理想的な一台を見つけやすくなります。ぜひエンジニアさん一押しのヘッドホンを参考に、自分だけの”推しヘッドホン”を見つけてみてください。