今月スプラトゥーン3が発売になり、つい先日にはニンテンドーダイレクトでビッグタイトルの発表がいくつもありましたね。
個人的にはやはりゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編「ティアーズオブザキングダム」が一番気になっています!BotWはいまだにあの世界の大自然に触れにちょこちょこSwitchを起動しています。
本日は私に影響を与えたゲームのご紹介です!
…今となってはレトロゲームと呼ばれてしまう部類になるのが世知辛い。
あれもラブ、これもラブ。勇者しないRPG「moon」
ラブデリック社から発売されたプレイステーションのゲーム「moon」。
moonをご存じの方であれば、私のデスク周りのご紹介した際のノートパソコンの壁紙を見て薄々感じていたと思いますが、そうです、私はラブデリックが大好きです。
ラブデリックは残念ながらもう存在しませんが、switch版はラブデリックにいた方々で構成されているOnionGamesからリリースされています。
ラブデリック自体は3作品のリリース後に解散してしまっていますが、その後関係者によって作られたゲームは「ラブデリック系」と称されるほど個性のある作品が多いです。
ニンダイでmoonを見たときの感動よ…
ドラクエやファイナルファンタジーなどRPG全盛期と言われた時代に突如出された勇者が殺したモンスターの魂をキャッチする、というゲームシステムから、RPGに対するアンチテーゼとよく表現されます。
当時中学生だった私は、カメレオンクラブというゲーム中古屋さんでベスト盤のmoonを手に取り、裏面に印刷された今までプレイしてきたゲームには感じたことのないような雰囲気を醸し出していたプレイ画面に惹かれ…というよりも中古で200円だったので、ちょっとやってみるか、くらいの気持ちで購入しました。
しかし一度起動してみたら、自分の部屋の小さなブラウン管のTVに映し出されたクレイアニメのような世界観、独特の言語を喋る個性的なキャラクター達に物凄く魅了され、気付けば夢中でプレイしていました。
まさか、2〇年経った今でもこんなにも心揺さぶられることになるなんて思ってもいませんでした…
ゲーム自体も本当に素晴らしいのですが、その音楽に注目する人も多かったと思います。MD(ムーンディスク)というレコードのようなものがゲームの中に存在し、プレイヤーはワールドマップを歩き回りながら自由に好きな曲を流すことが出来ました。しかも流す順番を変えたりと自分好みのセットリストを作成することもできたのです!
当時数量限定で販売されたサウンドトラックはその後、数万円というプレミア価格になるほどでした。
のんびりと歩き回ってmoonの世界に住む住人やモンスターたちと触れ合って癒されながらも、随所にちりばめられたユーモアにくすりと笑わされたり、可愛らしい見た目に反して哲学的なメッセージが込められたストーリーに深く考えさせられたり、最高のゲームです。
switch移植されていますので未プレイの方ももう手元にゲームがない方も是非一度お手に取ってプレイしてみてください!
愛と友情のツープラトン!「私立ジャスティス学園」(1&2)
こちらはカプコンから発売されていた格闘ゲームなのですが、オリジナルキャラクターを育てるために学園生活を送る「熱血青春日記」というモードがあり、それがめちゃくちゃ面白かったんです。
当時としてはまだそこまで多くなかった3Dポリゴンの格ゲーでした。今見るとびっくりするほどひどいですが…笑
この育成モードは学生生活を送りながら能力パラメータを割り振ってキャラクターを成長させていくのですが、それがいわゆる恋愛ゲームのような形をとっていました。そして何より画期的だったのが、プレイヤーが男だろうが女だろうが、攻略できるキャラクターが男女どのキャラクターでも出来るってことです!最高じゃないですか!?
まぁ、あくまで熱い友情で結ばれたバディ!というような位置づけだったから、というのもありますが、照れた顔とか完全に恋愛です。
キャラクター攻略すると格闘パートで自キャラを使う際にそのキャラクターと一緒に「愛と友情のツープラトン」という熱い愛情と友情に満ちた強力な協力技を繰り出すことが出来ます。
指にタコが出来るほど遊びました…そしてこのゲーム以来、私は筋肉に目覚めたのです。お気に入りは私立ジャスティス学園2から参戦している水泳部の先輩「波川流先輩」です。この頃から寡黙な人が好きだったんですね…。
一風変わったRPG?「スーパーマリオRPG」
熱烈に、心から完全移植を望んでいるゲームソフト、それがこのスーパーマリオRPG!!!
これは任天堂とスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)が共同で制作したので当時でもとても話題になっていたと思います。
終始ユーモアあふれるギャグをベースに笑わせてくれるストーリーながらなかなかにシビアなシステムで、当時小学生だか中学生になり立ての私には物凄く難しい箇所などもありましたが、それでもめちゃくちゃ楽しくて夢中でプレイして、最後までやり切った思い出深い作品です。
このゲームの音楽は今でも聴くくらいにお気に入りで、聴くと懐かしい!と思う方も少なくはないのでしょうか。
そして定番のマリオのキャラクター達はもちろんのこと、脇を支えるキャラクターたちが敵キャラも含めて本当に魅力的でした。ブッキーとかいまだに夢に出てくることがあります…。
このスーパーマリオRPGの流れを汲んで後にゲームボーイアドバンスで発売された「マリオ&ルイージRPG」も大好きで遊び倒しました。けれどもやはりこの「スーパーマリオRPG」の多彩でインパクトのあるキャラクター達の印象には勝てない…(個人的見解)
シニカルな部分を持ち、明るい雰囲気なのにどこか闇を感じるこのスーパーマリオRPGの作風はmoonに近いなと感じることがあったのですが、それもそのはず、実はスーパーマリオRPGに関わったゲームデザイナーと美術を担当していた方、お二人が後にラブデリック発足に関わっているからなんですね。
ゲーム内容は文句つけようもないくらい最高に楽しかったので、内容そのままに現代の画質クオリティにグレードアップしたスーパーマリオRPGを遊びたい!!!
さ!そんなゲーム大好き、色んな懐かしゲームの復刻待ってる!というエンジニアの皆さん、リベロエンジニアのカジュアル面談に気軽にお越しくださいね!待ってます!