時は2024年、かの遠き地で失われしロココの春風が、いま日本に再び吹き込まれることとなるのであったー
ブルボン朝ラングレイス卿の社交界デビューである。
訳:株式会社ブルボンのビスケットシリーズより「ラングレイス」が2024年9月10日新発売となりました。
ちなみにルマンドは50周年記念を迎えたとのこと。めでたい。
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ルマンドの血脈を感じさせる青き若さに満ちた「ラングレイス」
発売当初は売り切れ続出で入手困難といわれた「ラングレイス」。
華々しく社交界デビューを飾ったあの日の熱狂もすっかり落ち着きを見せ、現在は多くのスーパーやコンビニの店頭などで手に取ることができます。
「ルマンド製法」と書かれているように、伝説のお菓子・ルマンドの血脈を感じさせる佇まい。
しかし、ルマンド公は薄いクレープクッキーを何重にも折り重ねられた御仁であるのに対して、ラングレイス卿はラングドシャを折り重ねられているのだとか。
ルマンド製法とか初めて聞いたわ。でも何となく想像がつくからルマンドってすごい
パッケージもルマンドとレイアウトは同じですが、色が違います。
高貴な紫で穏やかに着飾るルマンド公に対し、ラングレイス卿は瑞々しさと凛々しさを漂わせる青に身を包んでいます。
着目すべきはそれぞれの個包装です。
ルマンド公が幾何学的で繊細なアラベスク柄(※1)であるのに対して、ラングレイス卿はトルコ風を思わせるようなシンプルさと勇ましさで、ダマスク柄(※2)を想起させるデザイン。
※1 アラベスク柄…抽象的にデザインされた植物が緻密に連なる模様
※2 ダマスク柄…植物、花、動物などの大胆なモチーフが存在し、周囲を囲むように植物や花がデザインされた模様
ルマンド公への大きな尊敬を思わせながらも、己の野望や青さを静かに滲ませるラングレイス卿…なんという大胆不敵な。
ルマンド公の大きすぎる背中を超えようとする意志を感じる。。
「ラングレイス」の甘すぎないふんわりとしたチョコの匂いは紅茶のお供に最適
何を隠そう甘いものが苦手と言って差し支えない筆者ですが、ルマンドに関しては別です。個包装で一気に食べなくても良いし、後味もすっきりして甘すぎない。
ブルボンをもってして「伝説の商品」と言わしめるルマンドの血を引く「ラングレイス」
その実力はいかほどか…いざ、実食!
ラングドシャらしいサクッとした軽い歯ごたえに、ふわっと香るチョコの甘みと、あとからくる少しの苦み。ちなみに朝から何も食べてなかったので、糖分で頭がシャキッとしました。
確かにルマンドよりもサクサクした食感で「食べてる感」が強めです。
ルマンドはその口当たりの軽さと後味のすっきりさから、紅茶すらも必要としないお菓子(※個人の感想)だと思っていましたが、こちらはむしろアールグレイと合わせたい感じです。
ということでアールグレイも用意しました。
下々の者すぎるマグカップと、何かのキャンペーンで貰ったであろううさこちゃん(作・ディック・ブルーナ)のお皿は気にしないでください。
あ、これめっちゃ美味いわ。
チョコレートと相性抜群といわれるアールグレイとラングレイスが見事にマリアージュしました。ベルガモットの穏やかでさわやかな柑橘系の香りが、ラングレイスが持つチョコクリームの美味しさを何倍にも引き立てています。
奇しくも名前がどこか似ているのが、数奇な運命を感じずにはいられません。
私は飲めませんがコーヒーとかにも合いそうです。お茶請けとしては、もしかしてラングレイスの方に軍配が上がるかも…??
50周年を迎えたという大きすぎる背中に対して、ラングレイス卿がどう食いついていくのか。激動のブルボン朝には目が離せませんね。
ブルボン朝の歴史はまだまだ続く
華々しく社交界デビューをなさったラングレイス卿。ファンの間ではブルボン朝の家系図が作られたり、擬人化されたりなどまだまだ熱狂の様相は続きそうです。
ところでマダム、2025年の新春には『ベルサイユのばら』(作・池田理代子)が新しく映像化され2025年1月31日に劇場で公開されるそうですよ。
オスカル・フランソワとマリー・アントワネットの美しくも悲しく、そして激しい運命を目に焼き付ける日を心待ちにしながら、日本で連綿と紡がれるブルボン朝の歴史に思いを馳せてはいかがかな?
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