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スタンドアロン型VRヘッドセットのオススメ!未来を感じるデバイス!

過去に何度かVR関連の記事を書いてきましたが、今回はVRヘッドセットのご紹介です。

VRヘッドセットの種類と傾向


VRヘッドセットにはいくつか種類があり、PCやゲーム機と接続して使用するタイプのもの、スマホをセットして使用するタイプのもの、そしてHMD(Head Mounted Display/ヘッドマウントディスプレイ)とコントローラーのみで使用できるのが今回ご紹介する「スタンドアロン型」と呼ばれるタイプのものです。

高性能なPCを必要とし、有線ケーブルでPCと接続が必要なタイプはパソコン側で処理を行うために処理速度の速さや、高い画質と解像度などを誇り、またトラッキングシステムを追加することで全身のトラッキングが出来るため出来ることが大幅に増えます。

ただPC購入費用がかかること、有線でPCと繋げるため使用場所が制限されることなどもあり、気軽に使用する分にはスタンドアロン型が取り回しも良く人気があります。

実際に2022年時点でSteamVRなどの利用者の約50%が「Meta Quest 2」(スタンドアロン型)を利用しています。

そんなスタンドアロン型VRヘッドセットのオススメについてご紹介します。

スタンドアロン型VR3選!


※オススメ度合いは筆者の使用用途や環境にも左右されます。それぞれのVRヘッドセットの使用用途などにあわせて選ぶとハッピーになれます。

Meta Quest 2(旧Oculus Quest 2)

前項でも記載したように現在最もシェアのあるスタンドアロン型VRヘッドセットである「Meta Quest 2」。Meta社(旧:Facebook社)が販売しています。

発売当初、64GBモデルの価格は33,800円で256GBモデルが44,800円とVRヘッドセット端末においては安価だったのもあり、また全モデルよりも軽量化、コンパクト化、性能もアップしていたので多く売れました。日本でもこの「Meta Quest 2」が大きく売り出されているのを目にした人も多いのではないでしょうか。

昨年2022年8月に大幅に価格改定が行われ、128GBモデルは59,400円、256GBモデルは74,400円となったので少し手にしにくくなってしまった印象はありますが、それでも対応アプリ、ゲームの多さなどは際立っているため今でもチョイスするとしたら私は「Meta Quest 2」をおすすめします。

マニアックワンポイント:Meta Quest 2の魔改造!?

Meta Quest 2の少し残念なポイントにスピーカー(感じ方に個人差あり)とデフォルトのストラップだと前に重心が偏る、というものがあります。

そのため純正でもエリートストラップを販売している訳なのですが、そこで代わりに「HTC Viveデラックスオーディオストラップ」を組み合わせてしまうという魔改造が一部で話題になりました。この方法で改造したMeta Quest 2をつぎはぎのフランケンシュタインの怪物にあやかってか「FrankenQuest 2」とよびます。

3Dプリントされたジョイントの購入なども必要になるため、完全に自己責任になりますが、筆者は購入早々にやっちゃっています。

我が家のクエストちゃん。最近バッテリーの減りが速い気が…

Vive Focus 3

HTC社が販売しているスタンドアロン型VRヘッドセットです。

Vive Focus 3はスペックが非常に高く、ハイエンド機に属する端末です。価格も128GBで130,900円と気軽に手を出せるものではないですが、その性能に納得の映像の美麗さ、筐体の作り込みの丁寧さが素晴らしいです。

またHTCはビジネス向けVRプラットフォーム「VIVE Business」も展開しているので、ゲーム用途以外でも様々な使い方が期待されています。

ココがポイント!:Vive Focus3

スタンドアロン型についてこれまで書いてきたようにそれぞれ容量が決まっています。後ほど記載しますが、スタンドアロン型であることでのデメリットとして本体にアプリやゲームなどすべてのデータを保存するため、容量問題があります。

そんな中でVive Focus3には外部ストレージがあり、最大2TBのmicroSDを使用することが出来るんです!これは大きなポイントの一つでしょう。

PICO 4


ByteDance社が販売しているのがこちらのPICO 4です。
2022年10月に発売されたばかりの新しいVRヘッドセットで、Meta Quest 2と比較されることが多い媒体です。

128GBで49,000円、256GBで59,400円と、現在のMeta Quest 2よりも安価でありながらスペック自体を比べると性能も良くコスパがいいと話題です。さらに重量やコンパクトさでも際立っています

フィットネスゲームなどで特におすすめのようです。
こちらの記事も興味があれば是非。
エンジニア諸君!VRテクノロジーを駆使してエクササイズしよう!

ただ新しくリリースされたばかりという面もあり、専用のストアでのアプリの販売数や対応ゲームなどの数においてはまだMeta Quest 2に追いつけていないというのが現状です。これからに期待、というところでしょうか。

ココが凄そう!:PICO 4

PICO4には「カラーパススルー」という機能があります。
多くのVRヘッドセットにはヘッドセットをしたままでも現実世界での周りの状況を見ることが出来るパススルー機能がついているのですが、これはヘッドセットについているカメラで疑似的に表示するものなのでハッキリくっきりと見えずまた白黒なのですが、PICO4には高性能なカラーパススルー機能がついていて、何か動作をするのに支障がないほどにしっかりと見ることが出来るそうです!

スタンドアロン型VRヘッドセットのメリット・デメリット


人によって使用用途などが様々ではありますが、一般的なメリットデメリットをご紹介します。

メリット

  • 比較的安価である
  • 単体で動作する
  • 無線なので家のどこでも出来る

デメリット

  • バッテリー駆動のため長時間の利用が難しい
  • 容量制限がある
  • 性能が足りず対応出来ないゲームがあったりする

ちなみに今回挙げたスタンドアロン型VRヘッドセットは無線または有線でSteamVRに接続することでPCスペックのVRゲームなどで遊ぶこともできます。(ゲームによってはスムーズに動かなかったり、対応していない場合もあります)
特にVRchatなどはSteamVRなどにつないで遊ぶ方がすべてのグラフィックをしっかりと表示してくれます。
VRchatについてはこちらの記事もご参照ください。
【VRchat】人はVR(仮想現実)の世界で生きていけるか


スタンドアロン型VRは画質や性能も日々進化しています。

現実世界でモニターを眺めながら、という環境とは全く違う体験を出来るので是非試してみて欲しいなぁと思います。

VRは昔イメージしていた「未来」感を存分に楽しめますよ!

最近ではレンタルサービスを提供しているところもあるようですので一度手に取ってみるのもいいかもしれません。

弊社が気になった方は是非、お気軽にカジュアル面談にご応募ください!

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ろーく

ライターとしてWEB媒体やシナリオなどを手掛ける。生まれ育った環境の影響で理想のライフスタイルを目指し、日本とロンドンを拠点にフリーランスで場所や時間が自由な働き方を実現中。台湾生まれの日台ハーフ。住んだことのある国はシンガポール・マレーシア・日本・イギリス。SEO対策やイラストなどのお仕事も。

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